書籍のレビュー

【レビュー】合氣道に基づいた姿勢とは?「心を静める」

僕は姿勢が良くなれば、すべてが改善すると確信しています。

 

それは、姿勢が、身体の構えと心の構えという心身の在り方を表すものだからです。

 

身体の心は無関係なように思えますが、身体を動かすのは心ですし、また、身体の在り方は、心に影響します。

 

なので、姿勢改善をすることは、その心身両面を改善していくことでもあります。

 

本書の著者は、心身統一合気道会の会長である藤平信一氏です。

 

「心身統一」と名前に入っている通り、まさに、身体と心は繋がっていると考えられていますし、それは本書を読めばわかります。

 

本の表紙には、「姿勢」について言われてませし、内容も大事な場面で力を発揮するための心を静める方法が主題となっていますが、中身をみると、きちんと姿勢について書かれています。

 

僕は武道といったら、高校時代の体育で行なっていた柔道くらいなもので、ほとんど経験がないといって差し支えない状態なので、武道がどう姿勢をとらえているのか興味があり、本書を読んでみることにしました。

 

この本を読んでみてよかったなと思うのは、人生をより良くするための思考法が書かれていることです。

 

例えば、あなたは自分のことを教育者だと思ったことはありますか?

 

教育者というと、学校の教師や塾の講師などがすぐにイメージされるので、そういう仕事についていない人は、あまり自分が教育者だとは思わないかもしれません。

 

僕も、パーソナルトレーナーという人に伝える仕事をしていますが、自分が「教育者」であるとまでは考えていなかったです。「教育者」というと、なんとなく特殊な仕事のような気もしますしね。

 

なので、もし、「あなたは教育者ですか?」と僕が聞かれたとしたら、「いいえ」と答えていたことでしょう。

 

本書の著者は講演もしているそうですが、講演の場で、

「この中で教育者の方はいらっしゃいますか」

と質問するそうです。

 

すると、ちらほら手が挙がり、やはり予想通りというべきか、職業を聞くと学校や塾の先生、スポーツのコーチがほとんどだそうです。

 

でも、よくよく考えてみれば、誰もが教育者なんですよね。

子供を持つ親ならば、子供を教育しているでしょうし、会社の上司(先輩)ならば、部下(後輩)の教育をしているでしょうしね。

教育は特別な人が行う特別な仕事ではないのですね。

 

そして、教えるとは、「教え」「育てる」と書くように、その人がいずれ自立するために何が正しいことかを教え、育てることです。

 

そう考えると、僕は間違いなく「教育者」です。

 

「教育」は教え育てることですが、著者は「育つのを待つ」ことであると考えているようです。

 

自分の思い通りに相手ができないからと言って、イライラしていては、待つことはできない、教育者としては失格なわけです。

 

僕は相手ができないからと言って、イライラはしませんが、焦ることはあります。お金をもらって教えている以上、相手をできるようにしなければ、価値がないと思われてしまいかねないからです。

 

でも、落ち着いて「待つ」ということも、必要なんですね。誰しもが1度聞いただけでできるわけではないです。というよりも、1度でできるほうが稀です。

 

できないからと言って、教えるほうが焦ってしまうと、その焦りが相手にも伝わってしまい、相手も焦ってしまいます。

 

教えるには、落ち着いて待つという忍耐力も大事なんだと気付かされましたね。

 

僕には子供はいませんが、子供相手でも同じことです。

「どうしてわからないの!」という叱り方をする親をたまに見かけることがありますが、これは、親の理解を子供に押し付けることになってしまっているのです。

このような叱り方をしてしまうと、子供も反発するばかりで、なぜ怒られているのか理解できないんですね。

時間をかけて考える時間を与えて待つということも、親の務めと考えたほうがいいですね。

 

本書では、このように、生きる上で大切な思考法を学ぶことができます。下手な自己啓発本よりも役立つと思います。

 

ただし、姿勢に関しては言いたいこともあります。

 

武道だけでなく、スポーツでもそうなんですが、伝え方や理屈が精神的な部分に重きを置かれているというか観念的、抽象的になりがちなんですよね。

 

本書でも、良い姿勢で心が静まっていれば、「臍下(せいか)の一点」に意識が集まるという話が出てきます。

 

言いたいことはなんとなくわかる気がするのですが、主観が強すぎて、分かりづらいんですよね。

 

もう少し、物理的な話もあったほうがわかりやすいかなと思います。

 

「自然な姿勢には自然な安定がある」と書かれていますが、なぜ自然な姿勢には自然な安定があるのかは本書では理解しづらいでしょう。

 

自然な姿勢には自然な安定があるとは、骨が積み上がって柱として役割を果たしている状態です。

この一言があるだけでも、かなり伝わりやすくなるのではないでしょうか。

 

まあ合気道という枠組みの中で説明するためには仕方ないことなのかもしれません。

 

姿勢改善で大事なことは、

・姿勢を物理面から理解すること

・自分の姿勢を把握できること

が大事だと考えます。

姿勢を理解して、良い姿勢とはどういう状態かを知り、自分の姿勢の状況を把握しているからこそ、自分の姿勢が良い姿勢とずれていることに気づき、修正することができますからね。

 

 

心を静める (幻冬舎文庫)

新品価格
¥535から
(2019/9/14 16:24時点)

姿勢を理解する電子書籍と姿勢改善メールセミナーを無料で受け取れます。

僕は、どうすればもっと「楽」になるか、ずっと考えていますが、その中で「良い姿勢」でいるということは決して欠かせないものだと考えています。

なぜなら、姿勢とは365日24時間ずっと関わってくるものだからです。

つまり、もし姿勢が悪くて、一部に負担が多くかかることになれば、24時間365日負担がかかり続けることになるからです。

そうなれば、今すぐ何か起こらなかったとしても、時間が経ってから、時限爆弾が爆発するように、身体に重大な不具合を引き起こす可能性があるからです。

僕のお客さんで、最初に会ったときに僕が「このままだと将来左膝を痛めますよ」と話していたお客さんがいました。

その人は言われた当初はセールスのための脅しだと思っていたようですが、4年ほど経ったころ、本当に左膝を痛めることになってしまいました。

そこでようやく、姿勢の重要性に気づくことになるのです。

この人のように、多くの人は実際に「痛み」を受けなければ事の重大性に気づきません。

もし、早くから気づいて対処していれば、膝を痛めることもなかったかもしれません。

その対処というのが、「良い姿勢でいること」なのです。

良い姿勢を常に保つのはなんだかしんどそうで「楽」じゃないと思われるかもしれません。

でも、「楽」とは自ら作り出すものであり、何もせずにすませるというのは「楽」ではなく「堕楽(落)」です。

そして、良い姿勢は誰でも目指せるものです。

しかし、それは「良い姿勢」とは何かを理解していなければ目指せません。

姿勢改善のためにまず必要なのは「意識すること」でも「背筋を伸ばすこと」でも 「筋肉をつけること」でもありません。

最も必要なことは「姿勢を理解すること」です

そこで、僕は自分で姿勢改善できる人が少しでも増えるように、 姿勢を理解するための知識を電子書籍にまとめました。

本来はAmazonで有料で販売しているものですが、 メルマガの中で今だけ無料で公開しています。

図を多く取り入れいれて 読みやすい内容になってますので、 もし興味あれば読んでみてください。

電子書籍「足裏を気にかければ姿勢が良くなる」と姿勢改善メールセミナーを受け取る

メールアドレスを入力すれば、すぐに受け取れます。

また、メールマガジンに登録してもらった人には、さらに30日間にわたる「姿勢改善メールセミナー」も無料でお送りしています。

姿勢の重要性に気づいたら、さらに深く学んでもらうことができてます。

姿勢を理解して、ぜひより良い姿勢でいられるようになってください。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

もし、この記事が役に立った!と思われたら、 下にあるボタンからSNS等でシェアしていただけるとすごく嬉しいです。

関連記事はこちら

コメントを残す