身体の使い方・姿勢について

【動画】力の合成と分解~細かい計算はできなくていい~

身体には、常に様々な力が働いています。

どのようなフォームなら負担が少ないか、どのような動かし方なら効率的に力を発揮できるか理解するためには、力の矢印をイメージできるようになることが必要です。

つまり、この力の3要素を踏まえたうえで、様々な力の関係性を把握していく必要があります。

その基礎となるのが、力の合成と分解です。

力の合成と分解に関しては別の記事に詳しくあるので、そちらを参考にしてください。

力の合成の3つの場面を考えると、効率的な力発揮をしたいなら、力を発揮したい方向と同じ直線上で、同じ向きの力がどうすれば発生するのかを考える必要があります。

逆に力を分散、あるいは減らしたいのであれば、同一直線上であれば、逆向きの力が得られないか、同一直線上でなければ、どのような平行四辺形を作れば、もっと身体に負担の少ない分散になるか考える必要があります。

ただ、動画でもお伝えしましたが、注意したい点があります。

力の合成と分解での話は、対象が質点、または質点とみなしたような扱いをして、お伝えしてきました。

「質点」というのは何かというと、大きさが無く、質量だけがあるとみなしたものです。

学問の便宜上、「点」に対して力がどうのという話をするんですね。

しかし、実際の現実世界は点でなく、大きさも形も様々である物体に対して力が働くことになります。

ちなみに、この大きさも形も様々である物質を、質点に対して「剛体」といいます。

動画で出てきた「作用線の法則」は、本来質点ではなく剛体での話です。

剛体の場合、作用線に沿って力の作用点を移動しても、力の作用は変わらないとする法則です。

剛体であることで、例えば、回転運動が生じる可能性が出てきます。

身体の関節の動きはてこの仕組みで動いているので、回転運動は身体の動きを考える上で避けて通れないところです。

回転運動が関わって来る事で、

実際に生じさせたい力の方向に、筋力を発揮するよりも、回転運動の性質を利用して別の方向に筋力を発揮した方が結果的に生じさせたい力を強くできる可能性が生じてきます。

姿勢改善は姿勢を理解することからはじまる

姿勢を良くしたいと思って意識しているけど、なかなか姿勢が良くならないって感じていませんか?


姿勢の良し悪しは見た目で判断するのが常識とされています。


よく良い姿勢の判断基準としては、


「身体を横から見たときに、耳、肩、骨盤、膝、くるぶしが一直線に揃っているか?」


とか


「壁に背中をくっつけて、ふくらはぎが壁につくか、お尻が壁につくか、腰の隙間は手がギリギリ入るくらいか、肩は壁についているか、頭は壁についているか」


みたいな基準によって評価されていることが多いと思います。


しかし、これらは、良い姿勢の結果そうなるもので、この状態を目指すというのは、実は姿勢の本質から外れてしまっています。


しかも、個人の体格の差にも影響しやすく、正確な判断ができません。


例えば、骨盤の傾き次第では、たとえ先ほど挙げられた部位が一直線に揃っていても、良い姿勢とは言い難いですし、臀部が大きければ、壁についたときに腰の隙間は空きやすくなります。


良い姿勢とは、骨で身体を支え、筋肉などの負担をできるだけ最小限で抑えた姿勢のことをいいます。


だからこそ、良い姿勢は本来「楽」なものだし、無駄な力は抜けてくるし、見た目にも無理している様子がないからこそ綺麗に映るのです。


僕自身、姿勢を教える立場でありながら、良い姿勢を勘違いしていました。


姿勢を教えるために勉強しているはずの人間ですら、一般にいわれている姿勢の常識に翻弄されているのですから、多くの人が勘違いしていても仕方ないことかもしれません。


ただ、この勘違いが広まってしまっているために、せっかく良い姿勢になろうと意識して頑張っているにもかかわらず、無駄に疲れてしまったり、ひどい人だと腰痛などの痛みを引き起こしてしまっている人が多くいます。


そんな虚しいことがあるでしょうか。


良い姿勢は誰でも目指せます。たとえ立てなくて車椅子で日常を送っている人だろうが、寝たきりの人だろうが、身体を動かせる限りは。


そのためには、なによりもまず、目指すべき方向を間違わないように、身体に負担の少ない理想的な良い姿勢を理解する必要があるのです。


そこで、多くの人に姿勢を理解してもらうために、、僕は姿勢を理解するための知識を電子書籍にまとめました。


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読んでもらうと、姿勢を鏡で見たり写真に撮らなくても、いつでもどこでも把握できるようになり、修正することができるようになります。


姿勢改善は理解することからはじまります。


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本を読むのが苦手でも、図も多数使っているので読みやすいと思います。


最後まで読んでいただきありがとうございました。


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