僕自身、本を読みますが、何をもって理解したといえるかはなかなか説明することはできません。

というより、本当に理解できたのか、わからないことのほうが多いです。

本書のタイトルで、「読解力」について少しでも理解を深めたいと思い、本書を読んでみました。

内容としては論理的で説得的ではありますが、僕の考えとは違うところが何点かありました。

「わかったつもり」という状態は「わからない」ところがないということから導かれていると筆者は考えているようですが、僕はそれは少し違うと思います。

「わかったつもり」になるのは、読んでいる対象に対して興味関心がないからだと僕は思います。

本文中に生徒の読解力低下についての内容が述べられていますが、それは、学習する内容に興味関心が持てないから、深く読む必要性がないのだと思います。

僕自身、本書の内容にあるように、深く「わかった」状態になるのは、自分の知りたい分野の内容の本を読んでいるときだけです。

それ以外は、きっと流し読みのような状態になっているでしょう。自分の深く理解したい分野でなければ、大まかな理解ができれば十分だからです。

学生にいたっては、その深く知りたい分野が、学校で習う分野と違う、あるいは、そもそも深く知りたい分野が見つかっていないからこそ、読解する必要がなくなっているんじゃないでしょうか?

そんな気がしてなりません。

本書の内容も、大部分は納得させられる部分が多かったですが、少し深読みしすぎて、内容を素直にとらえられなくなっているような気がします。

本書の中で、ファーブルの若い頃についての話が例題としてあげられていますが、著者のいう違和感は全く感じられませんでした。ちょっとこじつけ感すら感じました。

「スキーマ」という言葉がたびたび出てきますが、「単純な内容ではないはずだ 」ということ自体が著者にとって一種のスキーマになってしまっているような気がします。

技術の前に、気持ちが大事だと改めて思わされました。

わかったつもり~読解力がつかない本当の原因~ (光文社新書)



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