現代はストレス社会とよく言われたりします。このときの「ストレス」は、何か外的要因によっておこる肉体的・精神的負担といったことを意味しているようです。特に、精神的負担の意味合いが強いように感じます。

ちなみに、ストレスの本来の意味は、「刺激に対する身体の緊張状態」をいいます。よく飲んだり遊んだりしてストレスを発散するなんていいますが、気分が晴れるかもしれませんが、これら自体も刺激になるのでストレスの原因になります。一番のストレス発散(緊張状態緩和)法は「なにもしないで目をつむって横になっていること」です。刺激をできるだけなくすことで、緊張状態を緩和できます。

さて、本題に戻りまして、最初に書いたストレス社会における「ストレス」の回避方法を今回お伝えしようと思います。ストレスは完全にゼロにすることはできません。なので、できるだけ回避する方法だと思ってください。僕が行っている方法です。

ストレスを回避するためには、ストレスをためる原因を考えなければなりません。さまざまな原因が考えられますが、中でも、大きな原因として考えられるのが、「自分の思い通りにならないこと」です。

例えば、
例①「頼んでおいてくれた仕事をしてくれない」
例②「約束していた相手が時間に遅れてくる」
例③「配達物が時間通りにこない」
例④「接客中に理不尽に怒られた」などです。

いうなれば、ストレスのほとんどが対人関係から生じます。そして、上に挙げた例は、人を信じる、ある意味優しい人に起こります。

「やってくれると信じていたのに仕事をしてくれていなかった」
「この時間に約束したからきてくれると信じていたのに遅れてきた」
「配達業者だから時間通り来ると思っていたのに来なかった」
「こんなことで怒る人などいるはずないと思っていたのに怒られた」

こんな感じで、他人の事を信じた結果、それが裏切られ、自分の思い通りにならなかったのでストレスを受けています。さらに、思い通りにならなかった結果、その相手を責めることで、さらに口論の原因となってしまい、ストレスをより高めてしまうこともあります。

では人を信じないようにすれば解決するのか?

それは極端にすぎると思います。

人は自分のこと以外の心の内を完全に知ることはできないにもかかわらず、自分ひとりではできることが限られるので、他人をある程度信頼しないと生きていけません。

また、もしかしたら、上記の例も、どうしようもない事情によって約束が果たされなかったのかもしれません。

例①なら頼まれた仕事をしている間に、家族に不幸があったのかもしれません」
例②なら「電車が人身事故で止まっていたのかもしれません」
例③なら「雪で車がうごけなかったかもしれません」
例④なら「上司から怒られた直後だったのかもしれません」といったように。

そこで、お伝えしたいストレス回避法が「人に期待しないこと」です。「期待しない」というとネガティブにとられがちですが、これは、人を信じるなということではありません。

「期待しない」というのは、自分を納得させる言い訳みたいなものだと思ってください。もし、自分が人になにか頼み、その人がその通りやってくれなかったとしても、期待しなかったとすれば、そんな人にも優しく「いいよいいよ」と許せます。逆に、もしやってくれていたら、期待していなかったのにできているのだから、その喜びも倍増ですよね。期待していたら「やってくれて当たり前」と思ってしまうでしょう。

さらに、「期待しない」ことで、その人が頼んだ通りやってくれなかった場合を想定して準備しておくこともできます。

ストレス回避法の「期待しない」は後付けでも構わないでしょう。思い通りに相手が動いてくれなかったとき、イライラして怒りたくもなるでしょう。そんなときに、「自分は期待していなかった」といい聞かせることで、気持ちを落ち着かせることもできます。

「期待しない」ことは、相手を信じないネガティブな行為ではなく、自分の心を落ち着かせ、頼んだ通りにしてくれない、思った通りにしてくれない相手にも優しくできる、ポジティブな方法なのです。

心の底から「期待しない」と思うことは難しいです。なので、相手が頼んだ通りにしてくれなかったときに、「自分は期待していなかった」と言い訳してみるところから実践してみてください。



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