トレーニングをする目的は人により様々です。

 

身体が衰えないように、身体を引き締めたい、痩せたい、スポーツに活かしたい、筋肉をつけたい、重いものを持てるようになりたい、力をつけたい、カッコいい身体にしたいなどいろいろあるでしょう。

 

私自身の話をすると、トレーニングをはじめて大学を出るころまでは、とにかく筋肉をつけて大きくなることを願ってやってきました。

 

そのため、とにかくトレーニングしまくってました。

 

1番多い時期で、週に3〜4日、1回5時間以上かけることもありました。

 

ほんと箸が持てなくなるくらい、歩くのが辛くなるくらいやってました。

 

我ながら無茶してたなと思います。

 

社会人になってからは、いかに短時間で効率的に身体を鍛えるかにこだわってトレーニングしていました。

 

まとまった時間がとれず、ジムにもいけません。

 

曜日ごとに自重でできるトレーニングでメニューを決め、朝早起きして毎日トレーニングしていました。

 

宅配業をしていた頃は、お昼休みに軽トラの荷台の中で、公園などでトレーニングしてました。

 

そして、トレーナーをはじめてからは、いかに重いものを持てるかということが楽しみになりました。

 

というのも、フォームや挙上の仕方で、まったく持てる重さが異なることに気づいたからです。

 

また、1回のトレーニングの中で、同じ重さの重量が、方法の変化によって、重く感じたり、軽く感じたりしました。

 

昔は、身体の調子の良し悪しくらいにしか思っていませんでしたが、実は、軽く挙上しやすいときは、フォームがより良い状態だったのです。

 

トレーナーとしてトレーニングを教えるのが仕事ということもあり、1回のトレーニングで同じ種目でもいろいろなフォームでトレーニングしました。

 

現在では、メニューにすらこだわらなくなりました。

 

1回のトレーニングで行う種目は、BIG3のうちの1つと、その他数種目くらい、セット数はその時の気分次第、1セットの回数も限界までか、納得できる挙上の仕方ができなくなるまで。

 

重いものが持てさえすればいいのではなく、身体の一部だけに負担をかけず、安全で違和感のない状態での挙上を目指すのが楽しいです。

 

なので、例えばベンチプレスだったら、ラックから外した瞬間に違和感があればすぐにラックに戻しますし、きちんとストッパーをかけているので、胸にバーベルを触れさせてから、軽い感覚で挙上できなければ、すぐに、ストッパーにバーベルを降ろします。

 

無理やり力んで持ち上げようとはしません。

 

周りから見ている人にとっては、やる気がないように見えるかもしれませんが、変に粘ってもしんどいですし、無理な体勢になりやすく、怪我のリスクがあるからです。

 

デッドリフトでも、力を加えた瞬間に身体に違和感を感じれば、すぐに手を離します。

 

これも、周りから見えば、しゃがんでバーベルを握っては立ち上がっているだけの人に見えるかもしれませんね。

 

ただ、気持ちいい感覚で挙上することを追求することがおもしろいのです。

 

最近は、その楽しみ方がお客様にも伝わっているように感じます。

 

私のパーソナルセッションを長期間受けていただいているお客様に対しては、1セットでの挙上回数をあまり明確には決めません。

 

一応「〇〇回目標で」とは声かけますが、お客様自身が感覚に違和感を感じれば、1回も挙上することはありませんし、逆に、軽々動くような感覚であれば、目標回数以上にお客様自身が限界を感じるまで挙上し続けます。

 

そして、1セットごとに振り返り、適切にできていてお客様も違和感を感じていなければ「この調子で」と声をかけますし、逆に違和感を感じてそうに思えば、お客様に違和感があったかどうか聞き、それに対して、私の考える改善案を伝え、お客様が納得してもらえれば、次のセットで実践してくれます。

 

そのようなやりとりをしていると、私とお客様の間で、トレーニングの楽しみ方を共有できているのかなと嬉しく思います。

 

これからも、そういった楽しみ方を共有できる同士を増やしていきたいですね。

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