地球上には重力があるので、物質の底の部分に、その物質の重さがかかることになります。

人間でいえば、立っていれば足裏、座っていれば臀部、そして、足が地面についていれば、足裏も底になり、体重がかかります。

逆にいえば、立っているのに、足裏にしっかりと体重がかかってこないということは、身体のどこかが、あるいは、他の物質がその体重の負担を受けていることになります。

人間の身体は骨の積み木なので、積み木がうまく積まれていないと、そのうまく積まれていない部分に負担がかかることになります。

例えば、背骨は生理的湾曲、よく言われるS字カーブが適切な積み上がり方になります。

腰が丸くなってこのS字カーブが崩れたまま、重い荷物を持ち上げてしまうと、荷物の負荷が足裏に下りず、崩れたS字カーブを修正しようとする腰の筋肉に負荷がかかってしまいます。

そのため、重いものを持ったときにぎっくり腰になったりするのです。

背骨は体幹を貫くように構成されています。

よく、プランクというトレーニングで、腹筋に力が入るように、腰の位置を高くして行うよう指導される場合がありますが、厳密にいえば、この方法は体幹を保持しているとはいえません。

体幹トレーニングは、腹筋の力をつけることではなく、背骨のS字カーブを保つことに意義があるトレーニングです。腹筋はS字カーブを保つために使われるのです。

このことが理解できていれば、立ったままでも体幹トレーニングを行うことができます。

今回お伝えするのは、ラットプルダウンのマシンを使った体幹トレーニングです。

ラットプルダウンのマシンは、大概のフィットネスクラブで置いてあると思います。

図のように、直立した状態から、バーを下方に押し下げたとき、足裏が地面に押し込まれるような感覚があれば、体幹を保持できています。

これは、前述したように、骨の積み木がきちんと積まれていると、体重が足裏に下りてくるからこそ感じる感覚です。

応用として、膝を曲げて体幹の位置を下げ、重心が下に下がった状態で行うことで、より重い負荷を動かすことができます。

これも、先程と同様、足裏の感覚に着目することで、体幹が保持できているかどうかがわかります。

この体幹保持の感覚が理解できれば、他のトレーニングに応用することができます。

ぜひ試してみてください。
参考<体幹はなぜ強くないといけないか?〜体幹を鍛える意味〜



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