コラム

姿勢を可視化できるか?~足裏の感覚は可視化できるか?~

姿勢の良し悪しは、立っている場合は身体の底部分にあたる足裏で感知できることをこのブログでは幾度もお伝えしてきました。

しかし、どうしても感覚を判断基準においてしまうのは曖昧に感じる人も少なくないと思います。

曖昧ながらも、感覚を判断基準にすべきことがベストであることは、揺るぎないことですが、それでも、この弱点?ということもできる曖昧さを補う方法はないか、僕は常に考えています。

僕は、科学や工業などにはうといので、感覚を数値化することは、不可能ではないながらも、現実では困難ではないかなと思います。

感覚は、神経を伝達する電気信号がなければ感じ得ないはずで、その電気信号を解釈・表現できれば、感覚を数値化する、あるいは目に見える形にすることは実現するのではないでしょうか。

現に、電気信号自体は、とらえることができていて、脳から発生する電気信号をとらえて、ロボットの手などを動かすというものが開発されていたりします。

これって、かなり詳細に電気信号をとらえることができる技術があることを示していると思います。

たぶん、1番の問題は、電気信号の解釈よりも、どうその信号を表現するかだと思います。

それよりも、感覚を他人と共有するための機械などが、早くできそうな気がします。

電気信号を目に見える形に置き換えるより、直接他人と共有させたほうが表現する必要がなく手っ取り早そうですしね。

感覚を共有できれば、運動指導は今よりもぐっとやりやすくなると思います。

現在、セッションでは、主に言葉や感じるべき場所に触れるという触覚によって感覚を伝えていますが、どうしても限界があります。

なぜかというと、僕が伝えたい感覚と、僕が伝えている感覚、さらにお客様側に伝えた感覚に対する理解と、お客様が実際に感じている感覚がすべてマッチしないと伝わったとはいえないからです。

これは、テレビでグルメリポートを見て、味を共有できるかどうかと同じことです。

材料や製法を聞いて、ある程度の味は共有できるでしょうが、完全に共有することはできないでしょう。

そもそも、共有できたと確認することも困難でしょう。

味覚は好みもあるので、同じ電気信号を受けたとしても、食べ物から受ける印象が違うでしょうしね。

セッションであれば、ついさっきまで持てなかった重さが持てるようになったり、痛みが軽くなったりするので、味覚よりは伝えやすいとは思います。

ここまで、感覚を伝えるということを書いてきましたが、逆も考えなければなりません。

お客様に運動を指導し、適切といえる感覚を伝えても、1発で「これだ」とたどり着くことは、ほとんどないです。

なので、動きを修正しなければなりません。

そのとき、お客様にできるだけ自分が感じている感覚を言葉にしてもらい、その言葉と動作を見て、僕の側でお客様が感じているであろう感覚を推測した上で、動作を修正しなければなりません。

「動作を見て」なんて言っていますが、動作を見てわかるくらいなら感覚を推測する必要はありません。

この「動作」は、動作そのものというよりは、力の流れみたいなものを見てます。

その流れが途切れるところが修正ポイントであることが多いのです。

ですが、これも、あまり当てにできるものではありません。

なので、ほとんどの場合は感覚の推測を頼りにやっていくことになります。

さながら感覚の翻訳家にでもなった気分です。

このあたりが、トレーナーとしてのプロとしての技なのかなと思います。

他のトレーナーはどうなのかはわかりませんが、僕はかなりこの翻訳にエネルギーを使い、負担がかかっている気がします。

感覚が共有できれば、上記のような表現する必要がお互いになくなり、「この感覚があれば、オッケーです」「この感覚では良くありません」という2択で伝えることができます。

ただし、姿勢の場合は少し話が変わります。

姿勢は、感覚と違って可視化できる可能性が高いのです。

「いやいや、姿勢は、足裏の感覚で判断すると何回も書いているやないか」と思われる人もいるかもしれませんが、足裏が何を感じているかというと、骨の積み木による「圧力」です。

圧力は数値化できます。

つまり目に見える形にできるのです。

どこまで詳細に圧力を数値化できるのかは僕にはわかりませんが、感覚を可視化するよりは可能性が高いのではないでしょうか。

例えば、靴の中敷きや靴下に圧力センサーをつくり、良い姿勢の場合の圧力を計測しておいて基準とし、普段の生活の中でセンサーの圧力が一定時間基準と違う値をとれば、スマホやスマートウォッチに知らせるみたいな製品があればおもしろいなとか妄想してます。

ただ、妄想段階で考えられる問題も多く、

そもそも、どのくらい詳細に圧力を計測できるのか

圧力を計測できたとして、そのセンサーを靴の中敷きや靴下の底に装着できるほど小型化できるのか

体重が変化した場合、圧力も変わってしまうのではないか

体勢が変化したときには、いくら良い姿勢でも圧力に微細な変化が出てしまうのではないか

歩くといった動作をしているときは、常に圧力が変化することになるので、計測が困難になるのではないか

みたいな問題が考えられます。

ただ、もし、この製品ができたとしたら、人間の姿勢事情は大きく変わってくると思います。

もっと姿勢の重要性に気づく人が増えてきたら、こういった製品も開発する人があらわれてくるのでしょうか?

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僕は、どうすればもっと「楽」になるか、ずっと考えていますが、その中で「良い姿勢」でいるということは決して欠かせないものだと考えています。

なぜなら、姿勢とは365日24時間ずっと関わってくるものだからです。

つまり、もし姿勢が悪くて、一部に負担が多くかかることになれば、24時間365日負担がかかり続けることになるからです。

そうなれば、今すぐ何か起こらなかったとしても、時間が経ってから、時限爆弾が爆発するように、身体に重大な不具合を引き起こす可能性があるからです。

僕のお客さんで、最初に会ったときに僕が「このままだと将来左膝を痛めますよ」と話していたお客さんがいました。

その人は言われた当初はセールスのための脅しだと思っていたようですが、4年ほど経ったころ、本当に左膝を痛めることになってしまいました。

そこでようやく、姿勢の重要性に気づくことになるのです。

この人のように、多くの人は実際に「痛み」を受けなければ事の重大性に気づきません。

もし、早くから気づいて対処していれば、膝を痛めることもなかったかもしれません。

その対処というのが、「良い姿勢でいること」なのです。

良い姿勢を常に保つのはなんだかしんどそうで「楽」じゃないと思われるかもしれません。

でも、「楽」とは自ら作り出すものであり、何もせずにすませるというのは「楽」ではなく「堕楽(落)」です。

そして、良い姿勢は誰でも目指せるものです。

しかし、それは「良い姿勢」とは何かを理解していなければ目指せません。

姿勢改善のためにまず必要なのは「意識すること」でも「背筋を伸ばすこと」でも 「筋肉をつけること」でもありません。

最も必要なことは「姿勢を理解すること」です

そこで、僕は自分で姿勢改善できる人が少しでも増えるように、 姿勢を理解するための知識を電子書籍にまとめました。

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図を多く取り入れいれて 読みやすい内容になってますので、 もし興味あれば読んでみてください。

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姿勢の重要性に気づいたら、さらに深く学んでもらうことができてます。

姿勢を理解して、ぜひより良い姿勢でいられるようになってください。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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