究極のスロートレーニング―スポーツアスリートのためのストレングス&コンディショニング

本書は、タイトルにもある通り、「スポーツアスリートのための」トレーニングについて書かれています。

そして、スポーツアスリートのためのトレーニングとして絶対外せない条件がケガをしないこと。スロートレーニングは怪我の可能性を低くするという点では、優れているものがあるかもしれません。

なぜなら、スロートレーニングのポイントは、「自身がコントロールできる重量で行うこと」だからです。コントロールできる重さであるということは、自分にとって、それだけ余裕のある重量であるということです。さらに、本書ではフルレンジを強調した方法がかかれていますが、動作がフルレンジで行えるのも、余裕がある証拠です。動作中は、余裕がないほど可動範囲が狭くなります。

また、スポーツトレーニングにおけるストレングストレーニングの目的は、傷害を予防することにあります。これも、一般のトレーニーにとっては目的が異なると思うので、読む際には注意が必要です。

目的を異にすることが分かっていれば、本書は、NFL(アメリカにおける最上位のプロアメリカンフットボールのリーグ)で実際に行われていたトレーニングを知ることができます。かなり細かくセットや種目を組んであります。

ただ、個人的には、もうスロートレーニングは行われていないんじゃないかと思います。本書自体が2004年と古いですし、スロートレーニングよりも、チーティングなどを活かしたトレーニングのほうが、力も発揮できるからです。本書中にクイックリフトがケガしやすいとありましたが、別にリフティングにしなくても、チーティングを使ったトレーニングを入れれば、怪我の心配も多くないと思います。

興味があれば読んでみてくださいといったところですね。

究極のスロートレーニング―スポーツアスリートのためのストレングス&コンディショニング

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