プランクがしんどい?〜プランクと姿勢〜

プランクって知ってます?

体幹トレーニングの一つで、フィットネスクラブなんか行くと、教えてもらう率が結構高い種目です。

トレーニング系YouTubeでもよく取り上げられていますね。

プランクは場合によっては、腹筋のトレーニングとされていたりします。

どうやってやるかというと、腕立て伏せを始める前の体勢から、床についている手のひらを肘に変えればオッケーです。

あとは耐えるだけ。

プランクは動かしたりせずに耐えるトレーニングです。

このプランク、人によっては結構しんどいらしく、30秒ももたせられないという話を聞きます。

あなたはどれくらいできますか?

正直、僕は1分はこなせますし、筋肉が強くなくても、やり方さえ適切であれば、30秒は誰でもできます。

では、なぜしんどいという人が出てくるのでしょうか?

それは、プランクに対する認識に問題があるように思います。

プランクを伝える人が、
「プランクは腹筋がしんどくなるものだ」
という感じで伝えられることが多いようで、教わった人も、そのように認識してしまうのが原因なのです。

確かに、腹筋は使うものの、腹筋のトレーニングと認識してしまうのも、少し考えものです。

「しんどいのが正解」という認識になってしまっているので、プランクでしんどくなければ、やり方が間違っていると考えてしまうんですね。

そして、わざわざ力まないといけないフォームに変えてしまう。

プランクはもちろん、腹筋も使いますが、1番の目的は、背骨を立っている状態と同じS字カーブの状態を保つことが一番の目的になるかと思います。

そうして安定した背骨、そして脚を、肘から肩にかけての上腕骨と足の骨に乗せてあげればプランクになります。

プランクがしんどいという人は、肘を床に押し付けて身体を保とうとしてしまう傾向があります。

もし、あなたがプランクをしんどいと感じるならば、1度騙されたと思って、肘で床を押すのをやめてみてください。

押さなくても、フォームを保てる
のがわかると思います。

動画でもプランクについてはお話しています。

→こちらからみれます。

追伸
僕がいうプランクはあくまで
姿勢の観点からの話で、
「何が何でも腹筋をプランクで鍛えるんだ」
というなら、それで構わないと思います。

トレーニングにこれが正解というものはありません。

ただ、トレーニングするときは、自分が「これを練習する（鍛える）ためにこの種目をしているんだ」という目的はきちんと持っていたほうがいいでしょう。