前腕伸筋浅層には、
総指伸筋(Extensor digitorum)
小指伸筋(Extensor digitorum minimi)
尺側手根伸筋(Extensor carpi ulnaris)
があります。
総指伸筋(Extensor digitorum)
起始
共通頭:上腕骨の外側上顆
停止
第2~5指の指背腱膜
作用
・手根部の関節に対して:伸展
・第2~5指の中手指節関節、近位・遠位指節間関節に対して:指の伸展と外転(指の内外転第3指が基準となる)
神経支配
橈骨神経(C7、C8)
コメント
「総」と名前がなっていますが、付着しているのは親指以外の4指です。
外転作用は中指を中心にして開くことができます。
小指伸筋(Extensor digitorum minimi)
起始
共通頭:上腕骨の外側上顆
停止
小指の指背腱膜
作用
・手根部の関節に対して:伸展、撓屈
・小指の中手指節関節、近位・遠位指節間関節に対して:小指の伸展と外転
神経支配
橈骨神経(C7、C8)
コメント
小指には総指伸筋からダブルで付着しています。
手の小指の骨も、足の小指の骨と同じく、外部からとってつけたような配置になっています。
尺側手根伸筋(Extensor carpi ulnaris)
起始
・共通頭:上腕骨の外側上顆
・尺骨頭:尺骨の後面
停止
第5中手骨の底
作用
手根部の関節に対して:手の伸展、尺屈
神経支配
橈骨神経(C7、C8)
コメント
足でいう第3腓骨筋のような筋肉ですね。
本質的な姿勢改善をするなら考え方から見直しましょう
記事を読んでいただいてありがとうございます。
僕は【身体と心を「楽」にして人生をより快適する】
ということをテーマに情報発信しています。
姿勢は、生まれてから死ぬまで365日24時間
ずっと関わることになるものです。
なので、その積み重ねの影響力は大きいものです。
姿勢次第で自分の身体に枷をかけ
身体の動きを抑え込んでしまったり
身体を痛めてしまうことがあれば、
意識せず自分自身を抑え込んでいる
枷から自分を解放し
身体を軽やかに痛みなく
思い通りに動かせることになります。
身体と心はつながっていて
不可分な関係なので、
身体の調子が悪ければ
心も当然暗くふさぎ込んで
しまうことになるし、
調子が良ければ明るく
前向きになってきます。
つまり、姿勢を改善することは、
最も簡単で確実な自己改善法なのです。
しかし、姿勢について学ぶ機会はほぼなく、
「なんとなくこうだろう」という
常識で固められてしまっています。
そのため、姿勢を良くしようと
努力しているにもかかわらず
姿勢が一向に良くならないという
状態になってしまっていることを
よく聞きます。
根本から姿勢改善するためには、
この常識から抜け出さなくては
なりません。
姿勢改善に必要なのは
「背筋を伸ばすこと」でも
「胸を張ること」でも
「筋肉をつけること」でも
「意識すること」でも
ありません。
本当に必要なのは
「姿勢の本質を理解すること」です。
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