今回は、自戒の念もこめてお伝えしていきます。
実は、最近、僕は左膝を痛めてました。
歩くのに支障が出るほどではないのですが、
ずっと筋肉痛ではない痛みがある感じです。
ずっと膝を捻られている関節技をかけられている
ような感覚だったんです。
というのは、僕はセッションにおいて、
床に寝転んでいるお客さんを整体したり、
椅子に座って運動してもらっているお客さん
をみたりすることがあるので、
よく片膝を立てて座っていることが多いです。
無意識に、右膝を立てて、
左膝を折り曲げて、
ちょうど左足踵にお尻を
乗っけているような体勢です。
なので、左足に体重を乗せる
ことが多く、左膝には負担が
かかっていたと思います。
セッションをしながら、
身体の位置を変えたりすることもあるので、
それによって、膝をまっすぐではなく、
斜めに曲げてしまっていることも多かったんですね。
膝は、曲げる伸ばすが基本の動きの関節で、
横からの力や、捻る力には非常に弱いです。
つまり、膝をまっすぐ曲げていないということは、
膝を捻っているにも等しい動作であるということです。
そんな状態で体重をかけているもんだから、
膝を痛めるのは当たり前だったのです。
今思うと当然の結果なのですが、
最初は、急に膝の痛みが出てきたように
感じていました。
原因がわからなかったんですね。
なので、原因を探すために
自分の普段の体勢に気を付けながら
過ごしていました。
そんな中、セッションのとき、
自分が片膝をついてしゃがむときに、
無意識で必ず右足を前にして
片膝を立てていることにようやく
気づいたのです。
そこで、まずは、セッション中は
意識的に足の前後を入れ替えるように
しました。
それに加えて、後ろ側の体重をかけてしまう
側の脚の膝をまっすぐ曲げることを意識しました。
ちょうど、踵の上に坐骨がくるようにしたのです。
そうして、ようやく膝の痛みが解消されてきました。
痛みに気づいてから、3ヶ月は経っていると思います。
膝への負担自体は、相当長い間知らず知らずに溜まって
いたと思います。
こんな些細なことで、身体に痛みが出るということを
改めて自分の身を持って思い知らされました。
生活に支障が出る前に気づけたのが、不幸中の幸いでした。
普段から、無意識の動作や、違和感には
注意を払わないといけませんね。
あなたも、もし身体に急な違和感
を感じたら、無意識に長い時間
とっている体勢がないか
気をつけてみてください。