寝ているのに疲れが取れない。
寝起きで身体が痛い、違和感がある。
そんなことありませんか?
僕も以前、寝起きに首の後ろあたりからみぞおちの背中側あたりにかけてだるいような痛いような感覚がありました。
毎日のように違和感があるので、これはおかしいなと思い、普段以上に寝るときの手足のポジションに気を使ってみたり、首に負担がかからないように頭と首を枕のカーブに合わせるようにしたりしてみました。
僕の使っている枕は波状になっていて、高い波と低い波、そしてその間に後頭部がはまるようなくぼみになっています。
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↑こんな形のやつです。
その低い波の方に首をのせ、くぼみに後頭部を乗せるようにしてました。
こうすると、首のカーブがすっぽり枕に覆われる形になって負担が少ないなと思ってたんですね。
ただ、ある日、たまたま首の違和感がなくすっきりと起きれたなという日があって、
「なぜかな」と思ったら、枕を置いてなかったんですね。
その日は、「さあ寝るぞ」と就寝態勢に入ってから寝たわけではなく、遅めの夕食のあと、どうやらそのまま寝入っていたようです。
さすがに、そうなると、枕が原因であると考えるのが自然なので、僕は枕をした状態と枕をしない状態で何が変わるか枕を置いて寝転んだりのけてみたりしながら、何回も試してみました。
すると、背中の肩甲骨あたりが、枕をした場合と比べて、少し浮いている状態だったんですね。
僕が使っている枕はそんなに高くなく、低い波の高さも5センチほどですが、この5センチによって、背中が少し浮いていたのです。
そのあたりの身体の重さが布団に預けられてなかったので、力が抜けてなかったんですね。
また、枕をして首を持ち上げられていることによって、気道が少し押しつぶされていて、わずかに呼吸がしづらいのにも気づきました。
よく考えてみると、立位の良い姿勢のときって、
壁に背中をつけてたってみると、
後頭部の一番後方に出てる部分と、
肩甲骨の一番後方に出てる部分って
壁に触れるくらいの位置にあるんですよね。
なので、枕をするということは
頭だけを前方に出すことになるので、
気道が圧迫されているように感じるのは
無理のない話なんですね。
そもそも、なぜ人は枕をするように
なったかというと、実ははっきり
わかっていないんですね。
今でこそ睡眠のために用いられていますが、
装飾をほどこされて貴重品扱いされていたり、
ちょんまげなどの髪型を崩さないために高い枕が用いられたりしていたようです。
また、アウストラロピテクスが枕を使っていたなんて説もあるみたいです。
たぶん、最初は硬い地面に直接頭を置くのが痛かったから、少し柔らかいものを置くくらいからはじまったじゃないでしょうか。
現代では、枕がなくても、布団に頭を置くことになるので、枕はなくてもそこまで問題ないんじゃないかなと思います。
僕はこれに気づいてから、枕なしで眠るようにしています。
慣れないと最初は寝つきにくいですが、寝起きの違和感は感じなくなりました。
もし、あなたも枕が合わないなと感じているなら、いっそ枕をやめてみるという選択肢はいかがでしょうか?
快適な寝起きになるかもしれません。
僕はただ枕をどけただけですが、首のあたりが浮くのが気になるなら、その隙間にはタオルなどをたたんで入れとくのもいいかもしれません。
もし試してみて、何か感覚に変化があったら、ぜひ教えてくださいね。
追伸
今回の話は、あくまで僕の場合です。
ただ、姿勢がよくなってくると、頭が高いことが違和感に感じるようになってくるのではないでしょうか?
大事なのは、どうすれば床に対して体重が預けられるか、ということです。
睡眠は休息なので、床に体重を預けることでできるだけ身体を休ませたいところです。
猫背気味の人は、逆に枕があった方が寝やすいかもしれません。
服装なんかもそうですが、物に僕らが合わせるのではなく、物を僕らに合わせるようにすべきです。
ズボンが落ちないようにわざとお腹を膨らませるといったケースが過去にありました。
物は変えればいいですが、身体はずっと替えがききません。
長い時間を過ごすことになる睡眠だからこそ、大事にしたいですね。
本質的な姿勢改善をするなら考え方から見直しましょう
記事を読んでいただいてありがとうございます。
僕は【身体と心を「楽」にして人生をより快適する】
ということをテーマに情報発信しています。
姿勢は、生まれてから死ぬまで365日24時間
ずっと関わることになるものです。
なので、その積み重ねの影響力は大きいものです。
姿勢次第で自分の身体に枷をかけ
身体の動きを抑え込んでしまったり
身体を痛めてしまうことがあれば、
意識せず自分自身を抑え込んでいる
枷から自分を解放し
身体を軽やかに痛みなく
思い通りに動かせることになります。
身体と心はつながっていて
不可分な関係なので、
身体の調子が悪ければ
心も当然暗くふさぎ込んで
しまうことになるし、
調子が良ければ明るく
前向きになってきます。
つまり、姿勢を改善することは、
最も簡単で確実な自己改善法なのです。
しかし、姿勢について学ぶ機会はほぼなく、
「なんとなくこうだろう」という
常識で固められてしまっています。
そのため、姿勢を良くしようと
努力しているにもかかわらず
姿勢が一向に良くならないという
状態になってしまっていることを
よく聞きます。
根本から姿勢改善するためには、
この常識から抜け出さなくては
なりません。
姿勢改善に必要なのは
「背筋を伸ばすこと」でも
「胸を張ること」でも
「筋肉をつけること」でも
「意識すること」でも
ありません。
本当に必要なのは
「姿勢の本質を理解すること」です。
そこで、僕は根本的な姿勢改善できる人
が少しでも増えるように、
姿勢の本質から理解を深め改善する方法を
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最後まで読んでいただきありがとうございました。
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