身体の使い方・姿勢について

歩くとふくらはぎがパンパンになりませんか?~つま先で地面を蹴って歩くは正しい?~

歩くとふくらはぎが疲れたりしませんか?

10分くらいの短時間の歩行なら、どこかの筋肉が疲れたなんてあまり感じないかもしれません。

しかし、30分や1時間、あるいは、それ以上の長時間歩いたりすると、よく使われている筋肉に疲労を感じやすくなります。

このとき、ふくらはぎがパンパンになってしまっている場合は、ふくらはぎをよく働かせているからです。

ふくらはぎをよく使う歩き方はどのような歩き方かというと、つま先で地面を蹴って跳ねるように進む歩き方です。

よく、「正しい歩き方」なんて題している情報を見たりすると、

「地面をつま先で蹴って歩くのが良い」

なんて言われたりするのをよく聞きます。

ただ、何に対していいのかまであまり言及されていないのではないのでしょうか?

僕の記憶にあるのは、健康のために歩いている長寿で元気な高齢者の方が、

「健康であるためのコツは、地面をしっかり蹴って歩くこと」

なんて言っているのをテレビで見たような記憶があります。

確かに、第2の心臓と言われるふくらはぎをしっかり動かすことは、血液循環をスムーズにしてくれる効果があるでしょう。

しかし、この記事を見てくれているあなたは、おそらくそんなことを聞きたいのではないと思います。

歩くとふくらはぎがパンパンに張って辛いと感じておられますよね?

絶対に「正しい」というものはありません。

そして、目的によって「正しい」と言われるものは変わります。

根拠に納得できない情報をむやみに信じるのはやめましょう。

実は、つま先で地面を蹴るという動作は、前方に進む「歩行」という動作にとって、効率の悪い力の発揮の仕方になります。

歩くときに必要な力は前に進む推進力です。

足によってその推進力を得るためには、後方に力を発揮することで、身体を前方に進める推進力を得ることができます。

ではどの筋肉で推進力を生み出せばいいのか?

それは、歩くときに使われやすい3つの関節、足関節(足首)・膝関節・股関節それぞれの動き、そして、それぞれの関節を動かす筋肉の力の発揮方向を見れば一目瞭然です。

上の図は、前述の3つの関節について、動作の軌道と主に使われる筋肉について表しています。

ちなみに、関節はまっすぐ動くことはなく、回転運動することは前提知識として持っておいてください。

それぞれ見ていきましょう。

緑色は足関節です。

つま先の動きだと思ってもらえばいいです。

足関節の軌道はおおよそくるぶしを中心に地面の方向に向かって動きます。

この方向への動作は主にふくらはぎの筋肉が使われます。

水色は膝関節です。

矢印は膝関節を曲げる動きですね。

軌道を見てみると、膝を中心に、最初こそは後方に向かいますが、すぐに上方へ向かって回転していきます。

主に使われる筋肉は太もも裏の筋肉(ハムストリングス)です。

赤色は股関節です。

股関節はお尻の中心あたりを軸として、膝を後方に動かします。

主に使われる筋肉は臀筋です。

こうしてみると、赤色の股関節が最も後方に向かう力として近い方向に動くことがわかります。

なので、股関節を動かすことが、力の方向から推進力として最適であるといえます。

股関節が最適な理由はほかにもあって、ふくらはぎにくらべて、臀筋が強い力を発揮することも挙げられます。

以上を見てもらうと、臀筋をしっかり使って、脚の付け根から動かす股関節を動かして歩くことができれば、ふくらはぎの負担は減ってパンパンに張りにくくなります。

股関節を使うと効率的な力の発揮ができるとわかったところで、股関節を動かし臀筋を使って歩くためのコツをお伝えしたいと思います。

股関節を動かすポイントは、「大股で歩くこと」です。

そう聞くと、「大股で歩けばいいんだ」、と脚を大きく前に出して歩く人が多いのですが、ちょっと待ってください。

単純に大股に歩けばいいというものではありません。

ここで、大事なことは「後ろに大股」で歩くことです。

脚を前に出すような大股は、身体のバランスを崩しやすい上に、出した脚が着地するとブレーキになってしまって歩行の推進を妨害する力になってしまいます。

小股だろうと大股だろうと、前に出す脚の位置はほぼ同じがいいでしょう。

歩いた時に、お尻と太腿の分かれ目くらいの、押すと座骨に触れるあたりに、歩いたときに力が入っている感覚があれば、脚をまっすぐ後方に引けて、良い歩き方であるといえます。

お尻が使われるとお尻が引き上がってくるので、お尻が気になる女性にもおすすめの歩き方です。

それに、女性に限らず、臀筋は人間の象徴とも呼ぶべき筋肉です。

鍛えておいて損はありません。

歩き方について、詳しくは以下の電子書籍を読んでいただくとより理解が深まります。

足裏を気にかければ歩き方は良くなる~地面は蹴らない~

ちなみに、運動として「歩く」を取り入れる場合は、歩数を気にするよりも、腕と脚をしっかり振ったウォーキングを行うべきでしょう。

歩くのすらままならない状態の人なら別ですが、スタスタ普通に歩ける人の場合は、普通の歩行では歩数をちょっと増やしたとしても、身体状態を向上させる刺激としては小さい場合があります。

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僕は、どうすればもっと「楽」になるか、ずっと考えていますが、その中で「良い姿勢」でいるということは決して欠かせないものだと考えています。

なぜなら、姿勢とは365日24時間ずっと関わってくるものだからです。

つまり、もし姿勢が悪くて、一部に負担が多くかかることになれば、24時間365日負担がかかり続けることになるからです。

そうなれば、今すぐ何か起こらなかったとしても、時間が経ってから、時限爆弾が爆発するように、身体に重大な不具合を引き起こす可能性があるからです。

僕のお客さんで、最初に会ったときに僕が「このままだと将来左膝を痛めますよ」と話していたお客さんがいました。

その人は言われた当初はセールスのための脅しだと思っていたようですが、4年ほど経ったころ、本当に左膝を痛めることになってしまいました。

そこでようやく、姿勢の重要性に気づくことになるのです。

この人のように、多くの人は実際に「痛み」を受けなければ事の重大性に気づきません。

もし、早くから気づいて対処していれば、膝を痛めることもなかったかもしれません。

その対処というのが、「良い姿勢でいること」なのです。

良い姿勢を常に保つのはなんだかしんどそうで「楽」じゃないと思われるかもしれません。

でも、「楽」とは自ら作り出すものであり、何もせずにすませるというのは「楽」ではなく「堕楽(落)」です。

そして、良い姿勢は誰でも目指せるものです。

しかし、それは「良い姿勢」とは何かを理解していなければ目指せません。

姿勢改善のためにまず必要なのは「意識すること」でも「背筋を伸ばすこと」でも 「筋肉をつけること」でもありません。

最も必要なことは「姿勢を理解すること」です

そこで、僕は自分で姿勢改善できる人が少しでも増えるように、 姿勢を理解するための知識を電子書籍にまとめました。

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姿勢を理解して、ぜひより良い姿勢でいられるようになってください。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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