身体について

生物としての強さの条件〜適度なストレス〜

今回はテレビを見てて、思い出した「生物としての強さの条件」についてお伝えします。

テレビ見てて思うんですけど、コロナで騒がれる前は健康番組が多かったですよね。

あるいは、健康について取り扱うコーナーだったり。

おそらく、テレビを見る視聴者の中心が高齢者になっているからなんでしょう。

 

番組を見てみると、
やれ
「健康のためには〇〇をしたほうがいい」
とか
「〇〇を避けなきゃあぶない」
とか。

全部聞いてたらまともに生活できなく
なるんじゃないかと思います。

 

覚えている中で、たまたまちらっと見た番組だったのですが、
「塩」について取り上げていました。

「減塩しすぎはあぶない」みたいな触れ込みではじまって、

神経伝達ではナトリウム(塩)が不可欠だよ、
「塩は神経の伝達屋さん」だから大事だよ、
という流れになりました。

僕も「なるほど、神経あたりのことはもっと勉強したいな。」なんて思ってました。

ところが、その話の直後、
「日本人の塩の平均摂取量は基準値を超えてしまっています。」
なんて主張が出たところで、僕はテレビを静かに切りました。

減塩があぶないって話だったのに、塩とりすぎって言われたら
「何が言いたいの?」ってなりますよね。

そのときに、冒頭でお伝えした通り、
「生物としての強さの条件」
を思い出しました。

生物としての強さは
「生き抜く力」なので、
「健康」とも大きくかかわってきます。

で、強い生物は、次のいずれかの条件に必ずあてはまります。
①環境を破壊しつくりかえる
②環境に適応する

例えば、ゴキブリは環境適応の鉄人です。

僕は虫が苦手で、ゴキブリももちろん苦手なので、発見次第、殺虫剤攻撃を遂行します。

殺虫剤攻撃後、苦しそうに手足を動かしてもがきますが、少し時間が立つと、じわじわとゴキブリの動きが弱くなり、やがて、動かなくなります。

僕たちがよく見かけるであろうゴキブリは、クロゴキブリというそうで、こいつに対しては殺虫剤がよく効いてくれます。

ところが、おもに工場や飲食店で繁殖するチャバネゴキブリという種類は、ほとんど殺虫剤は効かないという研究結果があるんです。

飲食店や工場では、業者によって薬剤を大量に撒かれる機会が頻繁にあるんで、そのような過酷な環境に適応するために、殺虫剤に対して抵抗できる身体を手に入れたのでしょう。

また、ヒト(人間)がここまで地球上で発展してきたのも、生物としての条件を満たしているからです。

人間は暑いところでも寒いところでも広く分布していることから、環境適応能力が高いのはもちろんですが、地球上の生物で唯一、環境を破壊してつくりかえることのできる生物なのです。

森を切り開き、海を埋めたてるはもちろん、現在では、生物としてはありえないスピードでありえない距離を移動したり、屋内の温度を適切に保ったり、他の生物を簡単に死に至らしめる武器を多数所持しています。

人間は時代の流れとともに、環境をつくりかえる力がどんどん強くなっていっているので、環境適応能力がどんどん弱くなってしまっています。

1番わかりやすいところでは、なんでもかんでも清潔にしてしまったために、抵抗力が弱くなってしまっているんです。

例えば、アレルギーが増えた原因は、戦後の経済発展により衛生状態がよくなったからと言われています。

食べ物もなんでもかんでも
「殺菌」「消毒」
してますからね。

環境が良くなっている分、自らの抵抗力を鍛える機会がなくなっているんですね。

僕の主観で申し訳ないですが、若い人ほど、体調を崩しやすい気がします。

ちょっとしたことで熱を出して寝込んでしまったり。

僕は、自慢じゃないですが、社会人になってから体調不良で仕事を休んだことはありません。

寝込むような事態になったのも1、2回あったかどうかくらいです。

そんな僕は、健康について考えてはいますが、食事については、
「アレはいい」
「コレはダメ」
とか、細かく決めてはいません。

好き嫌いは少し多いかもしれないですけど(汗)

なので、お客さんにも食事に関しては細かく指摘したこともありません。

そんな僕が、頭に強く残っている漫画のフレーズがあります。

格闘漫画「範馬刃牙」30巻。

主人公範馬刃牙(ハンマバキ)が
地上最強の生物と呼ばれる実父
範馬勇次郎(ハンマユウジロウ)が
ちゃぶ台を挟んで同じ食卓を囲む
シーンでの話。

勇次郎はそれまで親らしいことをほとんどしてこなかった反動からか、ここぞとばかりに名教育を連発します。その中の1つ。

刃牙
「そのメカブ・・・」
「最近よく食べるんだ」
「カラダにいいからね」
「パックだから・・・」
「色々入ってんだろうけど・・・」
「カラダにいいから・・・」

勇次郎
「うむ・・・」
「防腐剤・・・ 着色料・・・ 保存料・・・」
「様々な化学物質 身体によかろうハズもない」
「しかし」
「だからとて健康にいいものだけを採る」
「これも健全とは言い難い」
「毒も喰らう 栄養も喰らう」
「両方を共に美味いと感じーーー」
「血肉に変える度量こそが食には肝要だ」

これ、まさに現代社会への警鐘でもあると思います。

「健康志向」というある種の強迫によって、かえって健康を害することになっているんじゃないかと。

環境に適応するためには、適切なストレスが不可欠です。

極端ではなく、何事もバランスが大事なんですよね。

姿勢でも姿勢を良くしようと意識しすぎるあまり、かえって身体に負担をかけているということがあります。

意識て姿勢を良くするよりも、無意識で良い姿勢がとれるような身体になるために柔軟性をあげるなどの努力をするほうが、よっぽど楽ですよ。

健康情報を追いかけてまくって健康に良いことだけをするのではなく、生物の強さとして抵抗力を高めるという視点も持ったほうが人生を制限しすぎず楽しめますし、結果的に健康を高めると思いますよ。

本質的な姿勢改善をするなら考え方から見直しましょう

記事を読んでいただいてありがとうございます。

僕は【身体と心を「楽」にして人生をより快適する】
ということをテーマに情報発信しています。

姿勢は、生まれてから死ぬまで365日24時間
ずっと関わることになるものです。

なので、その積み重ねの影響力は大きいものです。

姿勢次第で自分の身体に枷をかけ
身体の動きを抑え込んでしまったり
身体を痛めてしまうことがあれば、

意識せず自分自身を抑え込んでいる
枷から自分を解放し

身体を軽やかに痛みなく
思い通りに動かせることになります。

身体と心はつながっていて
不可分な関係なので、

身体の調子が悪ければ
心も当然暗くふさぎ込んで
しまうことになるし、

調子が良ければ明るく
前向きになってきます。

つまり、姿勢を改善することは、
最も簡単で確実な自己改善法なのです。

しかし、姿勢について学ぶ機会はほぼなく、
「なんとなくこうだろう」という
常識で固められてしまっています。

そのため、姿勢を良くしようと
努力しているにもかかわらず

姿勢が一向に良くならないという
状態になってしまっていることを
よく聞きます。

根本から姿勢改善するためには、
この常識から抜け出さなくては
なりません。

姿勢改善に必要なのは
「背筋を伸ばすこと」でも
「胸を張ること」でも
「筋肉をつけること」でも
「意識すること」でも
ありません。

本当に必要なのは
「姿勢の本質を理解すること」です。

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