今回は腰についてお伝えしていこうと思います。
あなたは、動けなくなるほど腰を痛めたことありますか?
痛めたことあればわかると思うんですけど、
少し動いただけで痛みが走るんですよね。
それだけ腰は動作に関わっているということです。
腰は全ての動作に絡んでいるといっても過言ではないです。
まさに「腰」という漢字が示す通り、肉付き(月)のかなめ(要)です。
漢字ってうまいこと考えられてますよね。
それだけ痛いので、
身体的ストレスはもちろん、
精神的ストレスも大きくなります。
僕のお客さんで、腰を痛めてからイライラしてしまって、
恋人と別れた経験があるという人もいました。
腰を痛めるというのは、それくらい人生に負担をかけてしまいます。
人生にとって大きな損失です。
なので、腰を痛めるということは、できるだけ避けなければなりません。
でも、腰にかかる負担ってわかりにくいんですよね。
肝臓が沈黙の臓器と言われたりしますが、沈黙の筋肉があるとするなら、腰の筋肉だと僕は思います。
腰は常に身体を支える要なので力が強く、持久力もあり、我慢強いのが特徴です。
しかし、あるときその負担の限界を超えると、急に激痛が生じることになります。
ギックリ腰はまさにその典型です。
負担に耐えて耐えて耐えて耐えてある時いきなりプッツンきます。
プッツン来る時は本当に些細なことできます。
くしゃみでなる人もいれば、少し屈もうとした時に
「ギクっ」
となってしまうんです。
これは、きっかけ自体が悪いのではなく、
それまでに腰にかけていた負担が悪いのです。
そうならないために普段から腰への負担を注意してあげて、
できるだけ負担を減らしてあげるのが大切です。
そのために1番わかりやすいのは
直接触ってあげることです。
立った状態でも
座った状態でも
いいのですが、
腰に手のひらを
少しだけ強めに
当ててみてください。
すると、腰の筋肉の固さ
がわかると思います。
例えば、上体を少し前に傾けてみましょう。
すると、腰の筋肉が
固くなるのがわかりますか?
元の体勢に戻ると、
腰の筋肉も柔らかくなります。
この筋肉が固くなっている時は、腰が身体を強く支えている
状態であり、負担がかかっている状態です。
つまり、普段の姿勢で腰の筋肉が柔らかい状態
であれば、負担の少ない腰にとって良い姿勢であるといえるのです。
なので、腰の筋肉を触りながら、1番柔らかくなる体勢を探してみましょう。
そして、普段からその体勢でいることを心がけてください。
そうすれば、腰を痛める危険性を減らしてあげることができます。
見た目に良い姿勢に見える人ほど要注意です。
姿勢良く保とうと意識するばかりに、腰の筋肉をガチガチに固めて姿勢を保っているという人は結構います。
良い姿勢の本質は見た目じゃないですよ。