身体について

膝窩筋~膝関節をねじれから守る~

膝窩筋は「しつかきん(しっかきん)」と呼びます。

膝窩筋(Popliteus)

起始

大腿骨の外側顆、外側半月の後角

停止

脛骨の後面(ヒラメ筋の起始の上方)

作用

膝関節における屈曲と内旋(膝関節の安定)

神経支配

脛骨神経(L5~S2)

コメント

膝窩筋は、独立している筋肉としては、唯一膝関節をまたぐ単関節筋です。

膝関節を超える筋肉としては、大腿四頭筋や大腿二頭筋、半腱様筋に半膜様筋がありますが、いずれも2関節筋ですね。

唯一の単関節筋だからこそ、膝関節の安定が主な役割になります。

それに、膝を屈曲させる力はハムストリングスに腓腹筋と強いものがすでにいるので、膝窩筋がそんなにでしゃばる必要はないでしょうしね。

 

膝関節はねじれや横の力に構造上弱いです。

そのような力に耐えるために必要なのが膝窩筋です。

筋肉の線維の方向が、周辺の他の筋肉と比べて水平方向になってますね。

筋肉の長さも長いとはいえず、動作自体への関与も大きくないことが想像できます。

 

やはり膝関節の安定がメインの働きになるでしょうね。

 

ハムストリングスや腓腹筋は、左右で分かれています。なので、その左右のバランスの差が大きいと、膝関節が苦手な横方向やねじれのストレスを与えてしまいます。

他にも、膝関節を超えてくる筋肉たちの影響も大きいです。

その結果、膝関節は構造上、外旋(太腿の骨に対して、脛の骨が外側に向かって回転)しやすいので、膝窩筋は内旋させて中和させるような付着になっているのでしょう。

なので、膝が痛いという人は、この膝窩筋を鍛えてやると、ねじれが中和され痛みが和らぐということは多いです。

ここでは、簡単な方法を紹介します。

片脚ずつやりましょうね。

まずは膝を曲げて椅子に座った状態、膝は90度くらい曲がっているのが理想的です。

動かす膝の下あたり、脛骨の上部あたりを左右の手で包み込むように軽く触れておきます。

そうしたら、踵を中心につま先の向きをワイパーのように変えてみましょう。

うまく膝関節が動いていたら、手に脛骨や腓骨が向きを変えているのが伝わるはずです。

膝が痛い人はぜひやってみてください。

 

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僕は、どうすればもっと「楽」になるか、ずっと考えていますが、その中で「良い姿勢」でいるということは決して欠かせないものだと考えています。

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もし、早くから気づいて対処していれば、膝を痛めることもなかったかもしれません。

その対処というのが、「良い姿勢でいること」なのです。

良い姿勢を常に保つのはなんだかしんどそうで「楽」じゃないと思われるかもしれません。

でも、「楽」とは自ら作り出すものであり、何もせずにすませるというのは「楽」ではなく「堕楽(落)」です。

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最後まで読んでいただきありがとうございました。

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