身体の使い方・姿勢について

身体の動きは回転運動〜力を無駄なく伝えるために考えるべきこと〜

身体の動きは、関節をまたいで骨と骨とを筋肉がつなぎ、筋肉が収縮することにより骨と骨とが近づくというふうな具合に起こります。

またいでいる関節を中心に動くので、てこ運動、つまり回転運動になります。

たとえば、立って気をつけの状態から肘を曲げていったとき、手首は肘を中心とする半円を描くのがわかると思います。アームカールのトレーニングの動きですね。

トレーニングでは、身体の回転運動に沿った、前述のアームカールのようなトレーニングもありますが、ベンチプレスのように、直線の動きによるトレーニングもあります。ベンチプレスの運動を肩関節の回転運動のままあげようとしてもうまくいきません。では、なぜベンチプレスはまっすぐあがるのでしょうか?

それは、普段はあまり意識していないでしょうが、ベンチプレスでは回転運動を直線の動きに変換するために、絶えず肘の角度や、手首の角度を絶妙に変えているのです。

逆にいえば、手首や肘の角度が固定されるような力が働いてしまうと、うまく角度が変えられず、結果、バーベルに力を伝えにくくなります。

胸で発生させた大きな力をロスを少なく伝えるためにも、肘周りや手首周りが適度に脱力し、柔軟に角度を変えられる状態であることが重要です。

逆に、懸垂は、直線運動にしてしまうと、腕の力が多く要求されるようになり、しんどくなってしまいます。懸垂の場合には、力の入りやすい角度で肘を固定し、肩周りの回転運動に合わせて身体を運んで、最後に肘を曲げて体をバーのほうへ引き寄せてあげると、背中の強い力を活かすことができます。

できるだけ、体幹に近くて大きな筋肉である胸や背中、腰、腹、臀部などが強く力が発揮できるようにトレーニングの動き方を考えてあげると、より大きな力を引き出すことができます。

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僕は、どうすればもっと「楽」になるか、ずっと考えていますが、その中で「良い姿勢」でいるということは決して欠かせないものだと考えています。

なぜなら、姿勢とは365日24時間ずっと関わってくるものだからです。

つまり、もし姿勢が悪くて、一部に負担が多くかかることになれば、24時間365日負担がかかり続けることになるからです。

そうなれば、今すぐ何か起こらなかったとしても、時間が経ってから、時限爆弾が爆発するように、身体に重大な不具合を引き起こす可能性があるからです。

僕のお客さんで、最初に会ったときに僕が「このままだと将来左膝を痛めますよ」と話していたお客さんがいました。

その人は言われた当初はセールスのための脅しだと思っていたようですが、4年ほど経ったころ、本当に左膝を痛めることになってしまいました。

そこでようやく、姿勢の重要性に気づくことになるのです。

この人のように、多くの人は実際に「痛み」を受けなければ事の重大性に気づきません。

もし、早くから気づいて対処していれば、膝を痛めることもなかったかもしれません。

その対処というのが、「良い姿勢でいること」なのです。

良い姿勢を常に保つのはなんだかしんどそうで「楽」じゃないと思われるかもしれません。

でも、「楽」とは自ら作り出すものであり、何もせずにすませるというのは「楽」ではなく「堕楽(落)」です。

そして、良い姿勢は誰でも目指せるものです。

しかし、それは「良い姿勢」とは何かを理解していなければ目指せません。

姿勢改善のためにまず必要なのは「意識すること」でも「背筋を伸ばすこと」でも 「筋肉をつけること」でもありません。

最も必要なことは「姿勢を理解すること」です

そこで、僕は自分で姿勢改善できる人が少しでも増えるように、 姿勢を理解するための知識を電子書籍にまとめました。

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姿勢の重要性に気づいたら、さらに深く学んでもらうことができてます。

姿勢を理解して、ぜひより良い姿勢でいられるようになってください。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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