以前、このホームページがどんなキーワードで
検索されてくるか
確認したことがあります。
その中で興味深かったのが、
「ベンチプレス 必要ない」
「ベンチプレス やらない」
「ベンチプレスやらなくていい」
「ベンチプレス意味ない」
「ベンチプレス 苦手」
「ベンプレス 嫌い」
なんていうワードが
見られたりしました。
ベンチプレスはトレーニングでは
人気の種目であると思っていますが、
反面、嫌ったり必要ないと考えている人も
多いようです。
おそらく
「周りの人と比べて頑張っているはずなのに
挙上重量が伸びないから苦手」
「ベンチプレスをやって肩や手首を
痛めたことがあるから嫌い、必要ない」
「ベンチプレスをやっていても
自分のやっているスポーツの能力は向上しない、
だから意味がない」
ベンチプレスが苦手で嫌いで
意味ないし必要ないと思っているけれど、
そう断定するための
後押しが欲しい。
そう思って検索してる
感じではないでしょうか?
そんなあなたに僕は伝えたい。
「あなたの思うようにすればいい」と。
ベンチプレスをしたかったらすればいいし、
したくなかったらしなければいいです。
別に強制されてやるものでは
ないと思います。
僕もベンチプレスに対して
あなたと同じように思う時期も
ありました。
トレーナーになる以前ですが、
肩を痛めて
「ベンチプレスやめてやる」と
ブログに書いていたことも
あります(笑)
でも、結局今でも
ベンチプレスやってるんですよね。
僕がベンチプレスをやるのは、
単純に「好きだからやっている」んです。
そのあたりの僕の経緯は
下の記事で詳しく書いているので
よかったら読んでみてください。
→「僕がベンチプレスをやめた理由〜必要ない人には必要ないし、好きならやればいい〜」
ベンチプレスでおこる
怪我を防ぐためのポイントも
書いてます。
もしベンチで怪我したり、
肩を痛めたことで
ベンチプレスやめようと
思っているなら
読んでみてください。
どんなトレーニングが必要か
ということについては、
何を目的にトレーニングをするか
によって変わってくるので、
一概にベンチプレスが必要ないとは言えません。
確かに、ベンチプレスの動作自体でいえば、
ベンチに寝っ転がって負荷に耐えるような
似たような動作のスポーツを思いつきません。
だからベンチプレスは
あまりスポーツに対して特異性
のある種目であるとはいえません。
ベンチプレス自体を競う
パワーリフティングは別ですが。
ちなみに「特異性」っていうのは、
トレーニング動作が
スポーツ動作などの
向上させたい動作に近いこと
をいいます。
と、いうことは、
スポーツ能力向上を目的とする
トレーニングとしては、
必ずしも必要ではなく、
やらなくても問題ないのです。
胸を鍛えたいという目的があるにしても、
ほかに代わりになる種目もあります。
なんなら腕立て伏せでもいい。
必ずしもベンチプレスである
必要はありません。
むしろ、胸の筋肉をしっかり使いたいなら、
ケーブルマシンによるチェストプレスのように、
胸の筋肉による動きに対して、
素直に動いてくれる種目の方が
いいような気がします。
胸の筋肉による関節の素直な動き
というのは、
肩甲骨を開き、
背中を丸め、
肩を前方に出すような動きです。
筋肉を意識するという事は、
筋肉の作用による
関節の動きを認識しながら行うことと
考えられるので、
胸を意識して鍛えるなら、
素直にその関節の動き通りに
動かせる方が良いのです。
そして、意識したトレーニングは
重い重量を動かすトレーニングでもないので、
重さにこだわる必要はありません。
ベンチプレスにおける
胸の筋肉が使われるというのは、
単に負荷を受けてのことです。
ベンチプレスで
ケーブルマシンによるチェストプレスのように、
素直に肩を前に出していたら、
負荷を受け止めきれず、
一瞬で肩を痛めてしまいますからね。
ベンチプレスで重い重量を挙上するためには、
胸の筋力だけでなく、
負荷をどのようにベンチや床に逃すかといった
身体の構造や力学的な理解から
身体の使い方を考える必要があります。
とまあ、ごちゃごちゃ
言ってはみましたが、
何が伝えたいかというと、
結局ベンチプレスをするかどうかは、
本人がやりたいかどうかしかない
ってことです。
でもね、僕思うんですよ。
「ベンチプレス 必要ない」
「ベンチプレス やらない」
「ベンチプレスやらなくていい」
「ベンチプレス意味ない」
「ベンチプレス 苦手」
「ベンプレス 嫌い」
って検索する人は
本当はベンチプレス好きなんじゃないかって。
やりたいならやればいいし、
やりたくないなら
やらなければいいだけです。
本当に嫌いならとっくにやめてしまって、
わざわざ検索なんてしないと思うんですよ。
後押しがないとやめられないというのは、
深読みすると、ベンチプレスに対して
消極的な検索をする人は、
ベンチプレスが苦手
なんじゃないかと思います。
「ベンチプレスをやっていても
重量が挙がってこないから
おもしろくない」
「肩も痛めてしまったし
もうこりごり」
「とはいってもBIG3といわれるように、
フリーウェイトの代表的種目」
「ベンチプレス重たいの挙がったら
かっこいい」
「でも全然挙がらないからやっぱり
おもしろくないしやりたくない」
「でもそれで本当にいいのか?」
という葛藤している人が検索している
ように僕は思います。
要するに
「すっぱいぶどう」
なんですよね。
きつねがどうしても
手に入れられないぶどうを見て、
「あれはすっぱい」と決めつけて
諦めるのとよく似ています。
そして、すっぱいぶどうで
ある事に共感してほしい、
共感できる人はいないかと思って
検索する。
ベンチプレスがやりたくないならば、
スパッとやめればいいんです。
やりたくなったらまた
やればいいだけなんですから。
ただ、苦手なだけならば、
ベンチプレスをすっぱいぶどうとして
扱っているだけならば、
嫌いになろうとするのではなく、
どうしたらベンチプレスが挙がるようになるか
どうしたらベンチプレスで身体を痛めないようになるか
考えてほしいなと個人的には思います。
人と比べる必要はないじゃないですか。
トレーニングは他人との勝負ではなく、
過去の自分との勝負です。
人と比べて、挙上重量が
低くてもいいじゃないですか。
どうすればもっと挙がるか試行錯誤する事こそが、
トレーニングの楽しみ方の一つであると僕は思います。
さて、検索キーワードを他にも見てみると、
「ベンチプレス 肩甲骨」
「ベンチプレス 背中」
「ベンチプレス 背中 痛い」
「ベンチプレス 背筋」
といった、ベンチプレスと
背中の関連性に気づいている人
も多いようです。
知識を探して実践する行動は
前向きで素晴らしいことです。
もしよかったら、
僕もベンチプレスの
フォームの組み方に
ついて書いているので
ご覧になってみてください。
希望の光となる新しい気づきを
お贈りすることができるでしょう。
本質的な姿勢改善をするなら考え方から見直しましょう
記事を読んでいただいてありがとうございます。
僕は【身体と心を「楽」にして人生をより快適する】
ということをテーマに情報発信しています。
姿勢は、生まれてから死ぬまで365日24時間
ずっと関わることになるものです。
なので、その積み重ねの影響力は大きいものです。
姿勢次第で自分の身体に枷をかけ
身体の動きを抑え込んでしまったり
身体を痛めてしまうことがあれば、
意識せず自分自身を抑え込んでいる
枷から自分を解放し
身体を軽やかに痛みなく
思い通りに動かせることになります。
身体と心はつながっていて
不可分な関係なので、
身体の調子が悪ければ
心も当然暗くふさぎ込んで
しまうことになるし、
調子が良ければ明るく
前向きになってきます。
つまり、姿勢を改善することは、
最も簡単で確実な自己改善法なのです。
しかし、姿勢について学ぶ機会はほぼなく、
「なんとなくこうだろう」という
常識で固められてしまっています。
そのため、姿勢を良くしようと
努力しているにもかかわらず
姿勢が一向に良くならないという
状態になってしまっていることを
よく聞きます。
根本から姿勢改善するためには、
この常識から抜け出さなくては
なりません。
姿勢改善に必要なのは
「背筋を伸ばすこと」でも
「胸を張ること」でも
「筋肉をつけること」でも
「意識すること」でも
ありません。
本当に必要なのは
「姿勢の本質を理解すること」です。
そこで、僕は根本的な姿勢改善できる人
が少しでも増えるように、
姿勢の本質から理解を深め改善する方法を
電子書籍にまとめました。
本来はAmazonで有料で販売しているものですが、
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図を多く取り入れていて
読みやすい内容になってますので、
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姿勢の常識から抜け出し、
姿勢の本質への理解を一気に
深めてもらうことができます。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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