身体の使い方・姿勢について

【Clever Body Training的】重りを持ってトレーニングする理由②〜歪に増える負荷〜

重りを持ってトレーニングする理由について、2つほど以前の記事でお伝えしました。

https://clever-body-training.com/%E3%80%90clever-body-training%E7%9A%84%E3%80%91%E9%87%8D%E3%82%8A%E3%82%92%E6%8C%81%E3%81%A3%E3%81%A6%E3%83%88%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%83%8B%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%81%99%E3%82%8B2%E3%81%A4%E3%81%AE/

今回は、さらにもう一つ理由をお伝えします。

それは、「歪な負荷に対する対応力を養うため」です。s

どういうことかというと、重りを持つということは本来の身体にはない形で体重が増えた状態であるといえます(フリーウェイトトレーニングの場合)。

普段は、ほぼ自重での動作が日常生活の生活の中心です。

なので、ほぼ自分の体型、体重に対しての骨の積み木の積み方を認識していれば問題ありません。

体重が変わったとしても、通常はバランス良く増えるし、体重は普段付き合っているものなので、対応時間が長く、いずれ慣れます。

ただ、買い物で買った荷物を手で提げていたりすると、手に下げている側の体重が歪に増えることになります。

手の先なんて、身体の構造からいえば、本来軽くなければなりません。

その本来軽くあるべき部分が偏って重くなるということは、とても歪です。

とは言っても、荷物を持つなんてことは、日常良くあることであるわけです。

それが短時間だったりするので、適当に支えやすいように持ってしまい、知らず知らずに身体の一部に負担を集中させている場合があります。

そう言った、歪な負荷をかける最たるものが、ウェイトトレーニングです。

ウェイトトレーニングは、場合によっては自らの体重以上のものを背負ったりするわけです。

これほど対応力が磨かれる場面もないでしょう。

では、どういった対応をすべきなのかというと、これはもちろん、骨の積み木が積まれているかどうかです。

そして、負荷がその積み木の一部になっているかどうかです。

積み木の一部になっているかどうかは、積み木の底部分の感覚によって判断していきます。

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例えば、バックスクワットについて考えてみます。

バーベルのみを担いだスクワットと、プレートをつけて100キロの重さにしたバーベルを担いだスクワットでは、上半身の傾き具合は同じになるでしょうか?

同じだと思っているならば、もしかしたら腰に負担をかけている可能性があります。

スクワットでは上半身を傾けることでバーベルの重さを分散します。

https://clever-body-training.com/%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%AF%E3%83%83%E3%83%88%E3%81%AB%E3%81%8A%E3%81%91%E3%82%8B%E8%85%B0%E9%83%A8%E3%82%92%E7%97%9B%E3%82%81%E3%82%8B%E5%8D%B1%E9%99%BA%E6%80%A7%E3%82%92%E8%BB%BD%E6%B8%9B%E3%81%99/

もちろん、傾きが一定であることが理想であることは間違いないですが、負荷が重くなってくると、どうしても胸を前方に押す力(図の力A)が強くなり、上半身が前傾しやすくなります。

それでもなおバーベルを支えようとすれば、力Aに対抗するための力を発生させるか、上半身を少し起こし、力の分解させる割合を変え、力Aの割合を減らすしかありません。

https://clever-body-training.com/%E5%8A%9B%E3%81%AE%E9%9B%86%E4%B8%AD%E3%81%A8%E8%B2%A0%E6%8B%85%E3%81%AE%E5%88%86%E6%95%A3%EF%BD%9E%E5%8A%9B%E3%81%AE%E5%90%88%E6%88%90%E3%81%A8%E5%88%86%E8%A7%A3%EF%BD%9E/

もちろん、力Aに対抗する力を発生させるには限度があるので、重くなればなるほど、力の分解させる割合を変える必要が出てきます。

もし、限度を超えて同じ傾きを保とうとした場合、使われやすい腰の筋肉に負担が集中して、腰を炒める原因になってしまいます。

このように、負荷の重さや位置によって、骨の積み木、いや、骨と負荷となるものの積み木の積まれ方は変化するのです。

その変化に対応するための練習をするのが、重りを持ったトレーニングです。

負荷に対する対応力を身につけることができれば、日常生活においても負担を減らす姿勢や身体の使い方ができるようになります。

逆の視点から見れば、日常生活には、身体の使い方のヒントがたくさん転がっているので、日常生活での身体の使い方をトレーニングに応用することができます。

だからこそ、僕は「日常生活もトレーニングの一部である」とお客さんにお伝えしています。

本質的な姿勢改善をするなら考え方から見直しましょう

記事を読んでいただいてありがとうございます。

僕は【身体と心を「楽」にして人生をより快適する】
ということをテーマに情報発信しています。

姿勢は、生まれてから死ぬまで365日24時間
ずっと関わることになるものです。

なので、その積み重ねの影響力は大きいものです。

姿勢次第で自分の身体に枷をかけ
身体の動きを抑え込んでしまったり
身体を痛めてしまうことがあれば、

意識せず自分自身を抑え込んでいる
枷から自分を解放し

身体を軽やかに痛みなく
思い通りに動かせることになります。

身体と心はつながっていて
不可分な関係なので、

身体の調子が悪ければ
心も当然暗くふさぎ込んで
しまうことになるし、

調子が良ければ明るく
前向きになってきます。

つまり、姿勢を改善することは、
最も簡単で確実な自己改善法なのです。

しかし、姿勢について学ぶ機会はほぼなく、
「なんとなくこうだろう」という
常識で固められてしまっています。

そのため、姿勢を良くしようと
努力しているにもかかわらず

姿勢が一向に良くならないという
状態になってしまっていることを
よく聞きます。

根本から姿勢改善するためには、
この常識から抜け出さなくては
なりません。

姿勢改善に必要なのは
「背筋を伸ばすこと」でも
「胸を張ること」でも
「筋肉をつけること」でも
「意識すること」でも
ありません。

本当に必要なのは
「姿勢の本質を理解すること」です。

そこで、僕は根本的な姿勢改善できる人
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最後まで読んでいただきありがとうございました。

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