身体の使い方・姿勢について

どの筋肉を使っているかわからないときに確認する方法

身体の使い方にとって、どの筋肉を使っているのかを認識することは、重要なことです。

じゃないと何を動かしているかわからないですからね。

ただ、普段あまり気にしていないと、感覚が鈍くなって、筋肉を使う感覚を感じることが難しくなっているかもしれません。

それどころか、そもそも筋肉を使う感覚がどのような感覚かわからないということも考えられます。

 

今回は、動作の中でどの筋肉を使っているかわからないときに確認する方法を2つお伝えします。

1つ目の方法は「負荷をかける」という方法です。

例えば、立っている状態で肘を曲げる、という動作において、どの筋肉を使って肘を曲げるか確認するとします。

まずは、何も持たずに、手ぶらで肘を曲げてみましょう。

どの筋肉で肘を曲げているか感じられますか?

何も感じない?

 

では、次は何キロかのダンベルを手に持って肘を曲げてみましょう。

ダンベルがなければ、カバンに物を積み込んだものでもかまいません。

どこか感じましたか?

感じたらそれでいいですし、感じなければ、もっと手に持つ負荷を重くしていきましょう。

 

この例の場合において、肘を曲げてくれるのは、主に上腕二頭筋、いわば力こぶの筋肉です。

上腕二頭筋が使われているのが確認できれば、きちんと適切な動作ができています。

 

ちなみに、負荷をかけるのは、必ずしもダンベルなどの物を使わなくても、上の例でいえば、肘を曲げる腕とは、反対側の手で手首を押さえ、負荷とすることもできます。

ただし、反対側の手首を押さえるのに力を入れることになるので、感じる感覚が増えて、目的の肘を曲げるときに使う筋肉の感覚が感じにくくなってしまいます。

できれば負荷は物に頼ったほうがいいでしょう。

もしくは、2つ目の方法ではあれば、負荷がなくても大丈夫です。

 

2つ目の方法は「同じ動作を繰り返し続ける」です。

これは、どこかの筋肉を使っている感覚が得られるまでとにかく同じ動作を繰り返します。

前述の例えのように、立っている状態で肘を曲げる、という動作において、どの筋肉を使って肘を曲げるか確認するとします。

そのときは、肘を曲げる→元に戻す、を繰り返します。

ただし、負荷として腕自体の重さしかないので、かなりの回数繰り返さないと感じられないかもしれません。

以上2つの方法を併用して、負荷をかけながら何度も繰り返すとさらに感覚を得られやすいでしょう。

 

今回の2つの方法での注意点としては「ゆっくりと動かす」ようにしてください。

早く動作しようとして、勢いをつけてしまうと、筋肉が力を発揮するのが動かし始めだけになり、あとは慣性によって動くようになってしまいます。

楽に身体を動かす目的として、勢いをつけるのはいいのですが、今回のように、感覚を確認する目的には合致しません。

 

適切な身体動作を実現するためには、目的とする動作で、自分が現在どの筋肉を使っているか知り、適切な場合にどの筋肉を使うのか知り、それらが合致しない場合には、適切な感覚が感じられるように修正していく、という過程を踏むことが必要になります。

今回の方法を用いて、まずは自分が目的動作でどの筋肉を使っているかチェックしてみましょう。
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