ダイエットをしようとするなら、まず真っ先に気になるのはカロリーではないですか?
ダイエットと言えば、とにかく
「摂取カロリー」<「消費カロリー」
にするように発信しているものが多いですよね。
でも、そもそもカロリーって何かあなたは知っていますか?
よく聞くわりに、案外中身をきちんと知らないのではないでしょうか?
そこで、今回は「カロリー」についてお伝えしたいと思います。
早速ですが、
「カロリー」とは、食べ物や運動の熱量などを表現する「エネルギーの単位」のことです。
単位なので、区切りが定義づけされています。
1cal(カロリー)は1gの水の温度を1℃上昇させるのに必要な熱量を意味します。
そして、1リットルの水の温度を1℃上昇させるのに必要な熱量は1kcal(キロカロリー)です。
1000cal(カロリー)=1kcal(キロカロリー)となります。
ダイエットで用いられるのはkcal(キロカロリー)であることがほとんどです。
前述しましたが、
ダイエットするためには
「摂取カロリー」<「消費カロリー」
にする必要があるとよく言われます。
「摂取カロリー」とは、食べ物を食べたり、飲み物を飲んだりして体内に取り込むエネルギー量のことを言います。
口に入れた量だけで摂取カロリーを示すのが一般的ですが、
注意したいのは、細かく言えば、口に入れただけでは体内に入れたとは言えないということです。
食べて、体内で消化され、吸収されることによってはじめて摂取カロリーです。
一方、「消費カロリー」とは生命維持や運動などにより消費されるカロリーです。
生きることや身体を動かすのだってタダじゃありません。
カロリーというエネルギーを払わないといけないわけです。
食べ物の中でカロリーを持つのは、「炭水化物」「たんぱく質」「脂質」の3つだけです。
ビタミンやミネラルなどにはカロリーは含まれていません。
ちなみに、ビタミンというのは、上の3つ以外のうち、「その生物」にとって生存の上で必要な栄養素だけども、体内では合成されない微量の有機化合物のことをいいます。
無機物だったらミネラルです。
「ビタミン」という名前は、そういう名前の物質があるわけじゃなくて、同じ働きをする物質の総称とされています。
例えば、ビタミンAであれば、レチナール、レチノールをはじめとする物質たちのグループ名になります。
なので、同じビタミンAであっても、物質の違いによって、その働きは微妙に異なったりします。
さて、カロリーに話を戻しましょう。
あなたは食べ物や運動のカロリーが決められていることを不思議に思ったことはありませんか?
例えば、ご飯1膳分を140gとして、カロリー約235kcalになると言われています。
また、1分75〜85メートルくらいの速さで1時間歩いた時の消費カロリーは約184kcalと言われています。
これらのカロリーってどうやって決まったのでしょうか?
栄養表記にあるカロリー計算は、炭水化物1g=4kcal、タンパク質1g=4kcal、脂質1g=9kcalを元に計算されています。
多くの惣菜やコンビニ弁当やカロリーは、上記のカロリーから成分の量に基づく推定値で表示しています。
しかし、これもどうやって算出しているのかわかりませんよね。
実は、炭水化物1g=4kcal、タンパク質1g=4kcal、脂質1g=9kcalは、推定値ではなく、実測値なのです。
ではどうやって測ったのかというと、
それは、、、
直接燃やす!
です!
シンプル(笑)
参考リンク
『メルクマニュアル医療百科 家庭版』
「直接熱量測定法」という方法だそうです。
下記のリンクで詳しく説明されています。
参考リンク
『Yahoo!知恵袋』
運動による消費カロリーも実は似たようなやり方で実測しています。
先ほど、食べ物の直接熱量測定法では、燃やすことで測定しましたが、消費カロリーは実際に運動した際の水の温度上昇で計算します。
「直接熱量測定法とは、発生した熱量を直接測定する方法です。専用の実験室で人が運動を行い、その運動によって熱が放出されます。その際、水を利用して放出された熱を吸収し、水温の差から熱の発生量、つまりエネルギー消費量を算出します。」
「一方、間接熱量測定法とは、呼気を利用してエネルギー消費量を算出する方法です。体内では糖や脂質を主なエネルギー源としてエネルギーを発生させます。そのエネルギーを発生させるためには酸素が必要となります。そこで吸気と呼気の酸素量を測定することで、体内で利用された酸素量が把握でき、利用された酸素量からエネルギー消費量を算出することができます。」
「エネルギー消費量の測定方法は一般的に間接熱量測定が用いられます。
直接熱量測定法は大きな実験室が必要となりますが正確性に優れています。一方、間接熱量測定法は日常生活活動や様々な運動におけるエネルギー消費量を測定するのに優れています。エネルギー消費量の測定は、一般的には間接熱量測定法である呼気ガス分析が多く行われています。そして、直接熱量測定法による測定値との差異は極めて小さいと考えられます。」『健康長寿ネット』から引用
このように、カロリーは思った以上に説得力のある算出法により算出されています。
ただ、食べ物のカロリーならその食べ物の違いによる、運動による消費カロリーなら人それぞれによって個体差、個人差があるであろうことも用意に想像できます。
同じ食べ物でも、物によっては大きさが違うし、その成分組成も変わるだろうし、そもそも食べたものがどれだけ体内に吸収されるかというのは食べた人の個人差がありますからね。
また、消費カロリーも、同じ運動をするにも体重や体質によって異なるはずです。
体重が同じでも脂肪が多いか、筋肉が多いのかという体組成も違いますしね。
よって、カロリーは大雑把な目安くらいに捉えておくのがいいかと思います。
人によっては、めちゃめちゃ厳重に計算してやっている人もいますが、そんなに頑張ってしまったら長続きしませんし、そもそも正確とも限りません。
カロリーとの付き合い方は、
「カロリーがーーー!!!」と神経質になりすぎる必要はないですが、基本的に痩せるためには摂取カロリーを消費カロリーが上回ることが必要なので、目安としては気にしてあげるくらいのスタンスが良さそうです。
本質的な姿勢改善をするなら考え方から見直しましょう
記事を読んでいただいてありがとうございます。
僕は【身体と心を「楽」にして人生をより快適する】
ということをテーマに情報発信しています。
姿勢は、生まれてから死ぬまで365日24時間
ずっと関わることになるものです。
なので、その積み重ねの影響力は大きいものです。
姿勢次第で自分の身体に枷をかけ
身体の動きを抑え込んでしまったり
身体を痛めてしまうことがあれば、
意識せず自分自身を抑え込んでいる
枷から自分を解放し
身体を軽やかに痛みなく
思い通りに動かせることになります。
身体と心はつながっていて
不可分な関係なので、
身体の調子が悪ければ
心も当然暗くふさぎ込んで
しまうことになるし、
調子が良ければ明るく
前向きになってきます。
つまり、姿勢を改善することは、
最も簡単で確実な自己改善法なのです。
しかし、姿勢について学ぶ機会はほぼなく、
「なんとなくこうだろう」という
常識で固められてしまっています。
そのため、姿勢を良くしようと
努力しているにもかかわらず
姿勢が一向に良くならないという
状態になってしまっていることを
よく聞きます。
根本から姿勢改善するためには、
この常識から抜け出さなくては
なりません。
姿勢改善に必要なのは
「背筋を伸ばすこと」でも
「胸を張ること」でも
「筋肉をつけること」でも
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