コラム

カロリーは当てにならない~カロリー計算の意味と嘘~

以前、カロリーはひとつの目安にとらえるべきという記事を書きました。



今回は、さらにカロリーがあてにならない根拠について3つほど挙げてみたいと思います。

 

カロリーが当てにならない1つ目の理由は、カロリーの算出方法にあります。

 

上の参考記事を見ていただいたらわかるのですが、カロリーの算出方法は、実は対象を直接燃やして測定しています。

 

燃焼させることで、周囲にある水の水温がどれくらい上がるかで測定しているんです。

 

では、身体の中でそのように燃焼しているかといわれれば、そんなことはないはずです。

 

体温は高くても42度程度までしか上げることはできません。

 

であれば、摂取した食品の栄養を消費する過程は、燃焼とは違うシステムで行なっているはずです。

 

と考えれば、食物を燃焼させることで見出されるカロリーと、摂取した食物をエネルギーとして消費したときのカロリーは違うはずです。

 

カロリーが当てにならない根拠の2つ目としては、食べたものがそのままの形で消化吸収されるわけではない、また、食べた物すべてが消化吸収されるわけではないことです。

 

摂取された食物は、胃腸で消化され、小腸で吸収されます。

 

しかし、この過程で、摂取した食物は消化液や腸内細菌の作用の影響で別の物質に作り変えられたりします。

 

その過程でエネルギーのロスが生じたりしている可能性は高いでしょう。

 

また、消化されずに排出される食物もあります。

 

さらに、カロリーが当てにならない根拠の3つ目として、消費カロリーの計測方法が不明瞭であることです。

 

食物のカロリーは、直接燃やすことによる水温の上昇でカロリーを計測しますが、身体の消費カロリーについての計測方法を僕は知りません。

 

調べてみても、メッツやなにかしらの係数を掛けた算出方法はいくらでも出てくるのですが、もともと、どのように消費カロリーを計測していたかという情報は見つかりません。

 

もし知っている方いれば、教えてほしいくらいです。

(追記:実は食物と同じような方法で出してました。)

 

以上のように、食物のカロリー、摂取カロリー、消費カロリーは同じものさしで測られていないため、当てにするには頼りないのです。

 

カロリーを気に掛けることはいいことではありますが、気にしすぎて神経質になる必要はありません。

 

20200209追記

栄養学についての話は、日々言われていることが変わったりするので、今一度勉強し直す必要があると感じています。

単純に栄養について知るというだけ出なく、身体の働きとの関係性も吟味しなければなりません。

カロリーについても、まだまだ理解不足を感じます。

カロリーが目安として重要な指標であることは確かだとは思います。

しかし、絶対的なものではありません。

体内で消化された食べ物は、その栄養をどのように変えているかわかりません。

草食動物のように、植物から体内にある細菌の働きによってタンパク質を生み出している可能性もあります。

現にじゃがいもをよく食べるロシアの人は、体内の消化でタンパク質を作り出しているということもあるらしいです。

さらに、食べる順番も重要だと言われています。

食事や栄養に関しては、また勉強し直した時に、記事を追加していきたいと思います。

本質的な姿勢改善をするなら考え方から見直しましょう

記事を読んでいただいてありがとうございます。

僕は【身体と心を「楽」にして人生をより快適する】
ということをテーマに情報発信しています。

姿勢は、生まれてから死ぬまで365日24時間
ずっと関わることになるものです。

なので、その積み重ねの影響力は大きいものです。

姿勢次第で自分の身体に枷をかけ
身体の動きを抑え込んでしまったり
身体を痛めてしまうことがあれば、

意識せず自分自身を抑え込んでいる
枷から自分を解放し

身体を軽やかに痛みなく
思い通りに動かせることになります。

身体と心はつながっていて
不可分な関係なので、

身体の調子が悪ければ
心も当然暗くふさぎ込んで
しまうことになるし、

調子が良ければ明るく
前向きになってきます。

つまり、姿勢を改善することは、
最も簡単で確実な自己改善法なのです。

しかし、姿勢について学ぶ機会はほぼなく、
「なんとなくこうだろう」という
常識で固められてしまっています。

そのため、姿勢を良くしようと
努力しているにもかかわらず

姿勢が一向に良くならないという
状態になってしまっていることを
よく聞きます。

根本から姿勢改善するためには、
この常識から抜け出さなくては
なりません。

姿勢改善に必要なのは
「背筋を伸ばすこと」でも
「胸を張ること」でも
「筋肉をつけること」でも
「意識すること」でも
ありません。

本当に必要なのは
「姿勢の本質を理解すること」です。

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