ベンチプレスは胸のトレーニングとされています。

胸のトレーニングというと、胸しか鍛えていないようにとらえる人もいるようですね。

ベンチプレスで力を発揮するために一番大事なことは、ベンチにどれだけ背中(バーベルを掲げるところ)を押し付けられるかにかかってきます。参考:<ベンチプレスはベンチを押すトレーニング~ベンチプレスの挙上重量を上げたい人必見~>

そして、そのためには、まず胸ではなく背中の筋肉を使って肩甲骨を寄せ、土台とする必要があります。参考:<ベンチプレスは胸を意識しなくていい~使う筋肉を意識する弊害~>

さらに、バーベルを押し上げるために肘を伸ばす二の腕のところにある筋肉(上腕三頭筋)も使います。

また、上半身だけでなく、背中をより強くベンチに押し付けるために、下半身、とくに、臀筋の力は重要ですね。

そして、臀筋で踏ん張った力を上半身に伝える腹筋も大事です。

大まかに見るだけでもこれだけの筋肉を使いますが、もっと詳しく見ていけば、ほぼ全身の筋肉を使うことになります。

ただ、直接的にバーベルに力を伝える一番大きな筋肉が胸だから胸のトレーニングとされているのです。

人は物事を簡単に理解しようと無意識にするためか、極端に物事を解釈することが多々あります。<参考:何事も極端はいい結果を招かない><条件の優先順序を考える~スクワットの例~>

僕なら、臀筋の力を重視してベンチプレスすれば、下半身のトレーニングになりますし、下半身の力をきちんと上半身に伝えることを重視すれば、腹筋のトレーニングにもなります。僕がベンチプレスすると、胸と同じくらい臀筋が疲れますし、腹筋も筋肉痛になります。

ベンチプレスをただの胸のトレーニングととらえず、目的意識をもってベンチプレスに取り組めば、よりレベルの高いトレーニングを行うことができますよ。



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