身体について

前腕の橈側の筋~伸筋と屈筋の境目がある~

前腕の橈側というのは、前腕の骨には橈骨と尺骨があるのですが、その橈骨の側っていう意味です。

「橈側もあるなら、尺側もあるの?」と思われると思いますが、もちろんあります。

名前に「尺側」とつく筋肉もありますし。

 

ただ、ページとしては尺側としてまとめてはいません。

屈筋群と伸筋群それぞれに尺側という名前が「尺側」という名前が入った筋肉があるし、屈筋群の浅層は尺骨を覆っているような付着の筋肉が多いです。

 

前腕の橈側部の筋には、

腕橈骨筋(Brachioradialis)

長橈側手根伸筋(Extensor carpi radialis longus)

短橈側手根伸筋(Extensor carpi radialis blevis)

があります。

 

以下、それぞれの筋肉について説明していきます。

 

 

腕橈骨筋(Brachio-radialis)

起始

上腕骨の遠位部(前外側面)、外側上腕筋間中隔

停止

橈骨の茎状突起

作用

・肘関節に対して:屈曲
・前腕の関節に対して:半回内(回外位から回内、回内位から回外、いずれも中間位に戻す)

神経支配

橈骨神経(C5、C6)

コメント

名前の通り、上腕骨と橈骨を繋いでいます。

ビールジョッキを口元に運ぶ動きに使われる(前腕回内外中間位)筋肉です。

荷物を胸に抱えて運ぶときなどもこの筋肉は大活躍しますね。

 

回内回外中間位に戻すという作用から考えて、手関節や手の屈筋と伸筋の分割線的な位置にあることになりますね。

上腕筋のところで紹介したハンマーカールでは、肘を曲げ、回内回外中間位に戻す作用のある腕橈骨筋もしっかり活用することになります。



長橈側手根伸筋(Extensor carpi radialis longus)

起始

上腕骨の遠位外側面(外側顆上稜)、外側上腕筋間中隔

停止

第2中手骨の底背側面

作用

・肘関節に対して:弱い屈曲作用
・手根部の関節に対して:背側への伸展、手の外転(撓屈)

神経支配

橈骨神経(C6、C7)

コメント

腕橈骨筋と並ぶように起始があります。

境界線からちょっと伸筋側に入ってきますね。

なので作用としては手首の伸展があります。

手首を伸展させて固定することで、拳を握る補助をする役割があります。

短橈側手根伸筋(Extensor carpi radialis blevis)

起始

上腕骨の外側上顆

停止

第3中手骨の底(時に第2中手骨の底)

作用

・肘関節に対して:弱い屈曲作用
・手根部の関節に対して:背屈、橈屈

神経支配

橈骨神経(C7~C8)

コメント

付着が長橈側手根伸筋と並ぶような形になります。

なので、作用もほぼ同じです。

手首を伸展させて固定することで、拳を握る補助をする役割があるのも同じです。

 

この拳を握る補助の役割を実感するには、思いっきり拳を握ってみてください。

すると、もっとも握りやすいときには、通常よりもわずかに手首が伸展する位置にあるのがわかるはずです。

 

短橈側手根伸筋の腱は、いわゆる「テニス肘」とも呼ばれる外側上顆炎でもっとも炎症が生じやすい腱であるとされています。

テニス肘と呼ばれているのは、テニスでラケットを握らなければならないので、外側上顆から起始する筋肉を酷使しがちだからです。

さきほどお伝えした拳を握る補助の役割によって酷使してしまうことが外側上顆炎の大きな原因なので、テニスに限ったことではなく、握ることが多い人は炎症を引き起こしやすいです。

重い鍋をふるう、包丁を握る料理人や、前腕の筋を酷使することが多い大工や自動車工、配管工といった技術者も、外側上顆炎を生じさせやすいです。

本質的な姿勢改善をするなら考え方から見直しましょう

記事を読んでいただいてありがとうございます。

僕は【身体と心を「楽」にして人生をより快適する】
ということをテーマに情報発信しています。

姿勢は、生まれてから死ぬまで365日24時間
ずっと関わることになるものです。

なので、その積み重ねの影響力は大きいものです。

姿勢次第で自分の身体に枷をかけ
身体の動きを抑え込んでしまったり
身体を痛めてしまうことがあれば、

意識せず自分自身を抑え込んでいる
枷から自分を解放し

身体を軽やかに痛みなく
思い通りに動かせることになります。

身体と心はつながっていて
不可分な関係なので、

身体の調子が悪ければ
心も当然暗くふさぎ込んで
しまうことになるし、

調子が良ければ明るく
前向きになってきます。

つまり、姿勢を改善することは、
最も簡単で確実な自己改善法なのです。

しかし、姿勢について学ぶ機会はほぼなく、
「なんとなくこうだろう」という
常識で固められてしまっています。

そのため、姿勢を良くしようと
努力しているにもかかわらず

姿勢が一向に良くならないという
状態になってしまっていることを
よく聞きます。

根本から姿勢改善するためには、
この常識から抜け出さなくては
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