気をつけているつもりだったのですが、右手の親指を痛めてしまったようです。
右手親指周辺の筋肉が固くなってしまい、少し動かしにくさも感じます。
原因はスマホです。
気づけば、今の時代はなにをするにもスマホを使っていますね。
僕の場合は、特に、スマホで読書もするし、ブログを書いたりすることもあるので、触る頻度も多いです。
自分のスマホの使い方を改めて確認してみると、
僕は、人差し指を伸ばした右手の平にスマホの本体を乗せて、中指、薬指、小指でスマホを落とさないように掴んで固定し、親指で操作していました。
注意して操作している親指の感覚を探りながら、スマホを実際に操作してみると、操作する画面の位置によっては、手のひらに乗せているスマホの位置をずらしたりしているものの、
親指にかなりの負担をかけていることに気づきました。
特に、画面の左上の角、左下の角、右上の角は、親指に負担のかかる位置にあるのに関わらず、タッチすることが多いポイントです。
もっとも負担が大きいのが左上ですね。
そして、僕の中で押す頻度が高いのも左上なのです。
機種やアプリによりますが、左上は、1つ前の画面に戻るためのアイコンが設置されている場合が多いです。
現在は対処したので、痛みも多少落ち着いているものの、いまだに無意識で左上あたりをタッチしようとすると痛みが走ります。
あなたも、僕と同じように親指を痛めたり違和感を感じたりしていませんか?
親指にねじれがあったりしたので、自分で行った対処は実際には複雑なのです。
この記事では、簡単にできて、大幅に痛みが改善できる方法をお伝えします。
その方法は、「合谷(ごうこく)」と「魚際(ぎょさい)」呼ばれる経穴(ツボ)の周りの筋肉をほぐすことです。
合谷は、手の甲側の親指と人差し指の骨の間の、肉が盛り上がるところあたりにあります。


ツボをピンポイントで押せなくても、膨らんでいる周辺の筋肉をもんでいれば、固く感じたり、痛みがあるところがあるでしょう。
それを、柔らかくなるように、痛みが和らぐまで揉んであげてください。
魚際は、手のひら側の親指付け根から手首にかけて肉が厚いところの周辺にあります。

上の図で「胸腔・呼吸器区」とされているところあたりです。

これも、合谷と同じように揉んであげてください。
これだけでかなりマシになります。
ちなみに、合谷のあたりは、パソコンのマウス操作によっても固くなりやすいところです。
このように、普段何気なく行っていることが、積み重なることで大きな影響を与えていることはよくあります。
姿勢もそうです。
姿勢の悪さの影響が、本格的に自覚できるまで生じてくるのは、数十年経ってからだったりするので、その重要性がどうしても軽視されがちです。
痛みに対処することはできますが、できるなら痛くならないように予防したいものです。
負担をかけていることに気づいたら、早めにケアするようにしましょう。