身体について

大胸筋〜分厚い胸板には欠かせない〜

男らしい分厚い胸板を目指すなら、絶対に見逃すことはできない筋肉が大胸筋です。

トレーニングをしない人でも知っている人がいるくらい有名な筋肉ですね。

今回は、この大胸筋についてお伝えしていきます。

大胸筋(Pectoralis major)

起始

・鎖骨部:鎖骨の内側半分
・胸肋部:胸骨と第1~6肋軟骨
・腹部:腹直筋鞘の前葉

停止

上腕骨の大結節稜(前面)

作用

・上腕の内転と内旋(筋全体)
・上腕の前方挙上(鎖骨部と胸肋部)
・上肢帯(肩)が固定されていれば、吸気の補助。

神経支配

内側、外側胸筋神経(C5~T1)

コメント

広背筋と同じく、大胸筋の停止部はねじれて付着しており、上腕を前方挙上したときにねじれが解かれ、力が発揮しやすいようになっています。

広背筋とちょっと違うのが、起始部の違いによる呼吸への関わりですね。

どちらも停止部は上腕骨の近いところにあります。

ただ、広背筋は背骨(胸腰筋膜筋膜を通して)を主に起始部にしているのに対して、大胸筋は胸骨と肋骨を主な起始部にしています。

なので、大胸筋(特に下部)は肋骨を引き上げて吸気を補助する作用もします。

広背筋は肋骨を引き下げて呼気を補助してましたよね。

もちろん、腕の骨を前方に動かすか、後方に動かすかの違いもあります。

似ているようで違う。

カードの表裏のようで、共通する部分もある。

大胸筋と広背筋はなんとも面白いものです。

 

大胸筋の作用は腕を胸の前の方に向かって動かす「内転」作用が強いです。

なので、素直に動員しようとすると、背中を丸めるような動きになります。

 

ただ、トレーニングの種類によっては、背中を丸めるとまずい種目があったりします。

例えばベンチプレス。

ベンチプレスでは、バーベルを動かす前に、そもそもバーベルの負荷に耐えなければなりません。

そのバーベルの負荷を筋肉で受け止めるのではなく、骨を介してベンチに支えさせるからこそ重い重量にも耐えられるのです。

ベンチにバーベルの重さを預けるためのフォーム(姿勢)が肩甲骨を寄せ、胸を張ること。

 

いろんなトレーニングの情報を見ていると、

「ベンチプレスでは胸を張ることで大胸筋がストレッチされてうんぬんかんぬん」

という話が出てきたりしますが、胸を張るのは大胸筋のためではありませんからね。

大胸筋をしっかり動かすことが目的であれば、ケーブルなどの方が適してます。

 

胸を張ったフォームでは結果的に大胸筋に負荷がかかりやすくなるので、別に気にする必要はありません。

ただ、ベンチプレスで大胸筋を意識しすぎるとせっかく張った胸を丸め、肩を痛める危険性も高めることになってしまいます。

一応、胸を張るのは、結果的には大胸筋に負荷を負わせることになるが、大胸筋を鍛えるためではないことを指摘しておきます。

これは指摘しておかないと、なんでもかんでも大胸筋鍛えるなら胸を張るという安直な思考になってしまいますからね。

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僕は、どうすればもっと「楽」になるか、ずっと考えていますが、その中で「良い姿勢」でいるということは決して欠かせないものだと考えています。

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もし、早くから気づいて対処していれば、膝を痛めることもなかったかもしれません。

その対処というのが、「良い姿勢でいること」なのです。

良い姿勢を常に保つのはなんだかしんどそうで「楽」じゃないと思われるかもしれません。

でも、「楽」とは自ら作り出すものであり、何もせずにすませるというのは「楽」ではなく「堕楽(落)」です。

そして、良い姿勢は誰でも目指せるものです。

しかし、それは「良い姿勢」とは何かを理解していなければ目指せません。

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最後まで読んでいただきありがとうございました。

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