姿勢をきっかけにして性格が変わった話をします。
これ、実は僕のことです。
最近僕に会った人が僕について抱いているイメージで多いんが
「真面目そう」
「何事もきっちりしてそう」
が多いです。
まあ根は真面目だし、昔からよく言われてきたの「真面目そう」は、そうなのかな(笑)と素直に受け取っています。
しかし、
「何事もきっちりしてそう」
というのは、少し違うのかなと思ってます。
現在では、何事もできるだけきちんとしようと努めていますが、
元々の僕は、乱雑でいい加減で、出したものは中々元の位置に戻さないカレンダーはめくらずに何ヶ月も前のままが当たり前くらいズボラな性格でした。
そんな僕がなぜ変わったか?
このきっかけが姿勢なのです。
僕が「きっちりしてそう」と人から言われるようになったのは、パーソナルトレーナーとして活動しはじめて、姿勢を気にするようになってからなのです。
それまでは「きっちりしてそう」なんて言われたことありません。
人間って不思議なもので
あなたは「こんな人」って何回も言われると
その「こんな人」に無意識に近づこうとするんですね。
僕の場合は、「きっちりしてそう」と何回も言われ続けることで、「きっちりした人」に自ら向かっていたのです。
今では、僕が活動している施設の事務所のカレンダーがめくられていないのが目について、部外者なのにめくってしまうというくらいきっちりするようになりました(笑)
休憩所が散らかっていたら、ゴミを拾って捨てたりして片付けるようにもなりました。
姿勢をきっかけとして、自分の性格を改善する好循環を生み出したのです。
僕は、このことに気づいてからその良い状態を崩さないように意識的にきちんとしようとしています。
また、人にかける言葉にも気をつけるようにもしています。
環境というのは、じわじわと人に影響を与えますからね。
また、人は気分に合わせて環境を作ろうともします。
例えば、ある人は、彼氏に振られて落ち込んでいる時に、わざわざ部屋を暗くして部屋の隅っこで過ごすことが多くなったそうです。
それでは、ますます気持ちも暗くなってしまいますよね。
自分の気持ちに合わせて、その気持ちが増幅するように無意識に環境を作っているのです。
逆に言えば、環境を変えれば、気持ちをコントロールすることができます。
落ち込むことがあった時に、うなだれて足元を見るのでなく、あえて、前を見据えて過ごす。
姿勢も気持ちを左右する環境の一部なのです。
もし仕事のやる気が出ない憂鬱な月曜の朝の通勤時に、あえて前をしっかり向いて駅に向かって歩いて行けば、自分の中にあるポジティブな部分が顔を出して仕事に取り組むのをきっと助けてくれますよ。
このように気分が落ちてしまう時は、下を向くのではなく少し頑張って前を向いてみてください。
姿勢と共に、きっと気持ちも上向きますよ。
気分が良くないと、元の性格が良くても、性格が悪い人になるし、逆に気分が良ければ、ちょっと人に親切してみようと性格が悪い人でもいい部分が出てくることもあります。
姿勢で性格は変わる、と僕は思います。