身体の使い方・姿勢について

歩くのに地面を蹴る必要はない

以前お客様から「歩く」に関する新聞記事を頂きました。

 

この記事を見て「どう思うか?」と聞かれたので、そのときそのお客様に答えた内容をまとめなおしてこの記事を書きます。

まず、この新聞記事を見ると、「普段の歩き方」と書いてあるので、運動のためのウォーキングではなく、日常生活における歩行について書かれているであろうということを前提として、今回この記事を書きます。

 

「歩く」に関しては、様々なところから「正しい歩き方」について情報発信がなされています。

 

そして、よくある表現として「蹴る」という言葉が使われます。

 

私としては、この「蹴る」という言葉は誤解を招きかねないといつも思います。

 

なぜなら、「歩く」という動作を突き詰めていくと、「地面を蹴る」必要はないからです。

 

「歩く」という動作の1番の特徴は、両足が地面から同時に離れることがない、ということです。

 

そして、「地面を蹴る」ということは、地面に対して体重以上の力を加えているということを意味します。

 

体重以上の力を加える必要があるのは、地面から身体を浮かす必要がある場合に限ります。

 

ジャンプしようとして床を踏み抜くことを想像してもらえればいいでしょう。

 

歩く場合は、必ずどちらかの足が地面に接しているので、身体を浮かす必要がないのです。

 

であるならば、歩く際に地面に体重以上の力を加える必要がないのです。

 

この違いは、「乗せる」と「押す」という違いです。

 

地球に重力がある以上、ただ立っているだけでも、体重分の力で、地面に力を加えていることになります。

 

この状態を「乗せる」といいます。

 

一方、ジャンプするときのように、地面から身体を浮かす際には、地面に対して体重以上の力を加えています。

 

この状態を「押す」といいます。

参考

 

歩く場合は、地面に体重を「乗せたまま」進みたい方向に進む力が生み出さればいいのです。

 

つまり、歩くのに地面を蹴る必要はないのです。

 

進行方向に進むための力を生み出すのはお尻の筋肉です。

 

地面を蹴るのはふくらはぎです。

 

もし、あなたが長い時間歩いたときに筋肉痛になるのはどちらでしょうか?

 

適切な感覚を知っていると、自分の身体の使い方に無駄な力が働いているのを知ることができます。

 

一度ぜひ試してください。

本質的な姿勢改善をするなら考え方から見直しましょう

記事を読んでいただいてありがとうございます。

僕は【身体と心を「楽」にして人生をより快適する】
ということをテーマに情報発信しています。

姿勢は、生まれてから死ぬまで365日24時間
ずっと関わることになるものです。

なので、その積み重ねの影響力は大きいものです。

姿勢次第で自分の身体に枷をかけ
身体の動きを抑え込んでしまったり
身体を痛めてしまうことがあれば、

意識せず自分自身を抑え込んでいる
枷から自分を解放し

身体を軽やかに痛みなく
思い通りに動かせることになります。

身体と心はつながっていて
不可分な関係なので、

身体の調子が悪ければ
心も当然暗くふさぎ込んで
しまうことになるし、

調子が良ければ明るく
前向きになってきます。

つまり、姿勢を改善することは、
最も簡単で確実な自己改善法なのです。

しかし、姿勢について学ぶ機会はほぼなく、
「なんとなくこうだろう」という
常識で固められてしまっています。

そのため、姿勢を良くしようと
努力しているにもかかわらず

姿勢が一向に良くならないという
状態になってしまっていることを
よく聞きます。

根本から姿勢改善するためには、
この常識から抜け出さなくては
なりません。

姿勢改善に必要なのは
「背筋を伸ばすこと」でも
「胸を張ること」でも
「筋肉をつけること」でも
「意識すること」でも
ありません。

本当に必要なのは
「姿勢の本質を理解すること」です。

そこで、僕は根本的な姿勢改善できる人
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姿勢の本質への理解を一気に
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最後まで読んでいただきありがとうございました。

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