真面目なトレーニーほど要注意!休むのもトレーニングのうちの意味
あなたはどれくらいの頻度でトレーニングしていますか?
適切な頻度は、個人の体力やトレーニングの強度などにより変わってくると思います。
一般的にはトレーニングと次のトレーニングは超回復の理論に従って24時間から72時間あけたほうがいいといわれたりすると思います。そのため、「休むのはトレーニングのうち」というのは、この意味で使われることが多いですね。
詳しくは<筋トレは毎日やってはダメ?>のページに譲るとして、今回の記事でいいたいことは、身体は自分が思ったよりも疲労しているから休みも多めに取り入れたほうがいいということです。
とくに、BIG3(ベンチプレス・スクワット・デッドリフト)をはじめとしたフリーウェイトを高重量でトレーニングにしている人は要注意です。
フリーウェイトは動きがマシンに比べ自由になる反面、自らの力で姿勢を保たなければなりません。
姿勢を保つ力でも、腰の筋肉は無意識で力が入りやすいです。
そして、腰の筋肉の疲労度が許容範囲を超えると、ぎっくり腰のような腰痛になってしまいます。
そもそも、ウェイトベルトをつけたり、デッドリフトにおいてパワーグリップを使用したりしている場合は、自分の許容範囲を超えた重量を扱っているといえます(僕も、ウェイトベルトはつけませんが、デッドリフト時にパワーグリップを使用します)。
そのような認識において、慎重にトレーニングしなければなりません。
腰の筋肉の疲労を感じるのは、トレーニング中より、トレーニングが終わってしばらく時間が経ってからな上、普段から使われる部位なので、鈍感です。
なので、少し腰がしんどいなと感じたら、実際はそれ以上に腰にダメージがきている場合があるので、トレーニングの感覚を少し開ける、休むといった選択も視野にいれなければなりません。
僕が以前デッドリフトで腰を痛めたときも、トレーニング頻度が多く、最大挙上重量に近い重量を多く扱ったときに起こりました。そして、本格的に腰の痛みに襲われたのはトレーニング中ではなく、トレーニングが終わってからしばらくしてからでした。
トレーニング頻度は、多くの人が超回復や筋肉痛を目安にしていると思います。
これからは、ぜひ「見えない疲労度」も視野にいれてください。
腰を痛めてしまうと、まず立てないので、ほとんどのトレーニングができなくなってしまいます。
トレーニングをする者にとって1番の痛手になるのは、トレーニングできなくなることです。
真面目なトレーニーほど、トレーニングとトレーニングに間があいてしまうと、筋肉が弱くなっている気がして気が気じゃないものです。
それよりも、本当に最悪な場合はどういうことか考えて、トレーニングしていきたいものです。
僕は、腰を痛めてから、トレーニング頻度だけでなく、セットの合間に腰のストレッチをしたりして、できるだけ腰の疲労を蓄積させないように心がけています。