身体の使い方・姿勢について

筋肉(解剖)だけでは身体動作は語れない

僕は、自分がメールマガジンを書いていることもあって、
情報収集のために、いろんなメールマガジンに
登録し、読んでいます。
 
僕がパーソナルトレーナーという仕事を
している関係で、フィットネス関連業界の人のメールマガジン
の登録は多いです。
 
その読んでいる中で、
「良い姿勢であれば、ずっと同じ姿勢で
座っていられる」
「良い姿勢でいられないのは体幹が
弱い、腹圧が維持できないからである」
 
なんていう話が出てきました。
 
この話について、
僕は「本当にそうか?」と
思ってしまうわけです。
 
あなたはどう思いますか?
 
 
今回はこれらについて
考えていきたいと思います。
 
結論からお伝えすると、たとえ良い
姿勢であっても、ずっと同じ姿勢で座って
いられることはできないと考えます。
 
というかできません。
 
これは、実際に良い姿勢で座り続けてもらうのが
1番わかりやすいです。
 
どんなに良い姿勢でも、30分もしないうちに、
腰に違和感を感じたり、
 
臀部の圧迫感を感じ、体勢を変えたくなって
くると思います。
 
地球上には、重力があり、身体の各部には
重さがあるわけで、ずっと同じところが
圧迫されていれば、同じところに負担が
かかるのは当然なのです。
 
良い姿勢は身体への負担を軽減するけれど、
0にすることはできません。
 
身体への負担を0にしたければ、
無重力の世界に行くしかないです。
 
座っているよりも負担が少ないはずの、
寝ている時でさえ、寝返りという形
で常に体勢を変えようとします。
 
体勢を変えたくなるのは、重力下に生きる動物として
負担を集中させないために当然の反応であり、
もう反射といっても差し支えない動作です。
 
本来、動物は同じ体勢であるということは
稀なのです。
 
それ以前に、人の身体は椅子に
長時間座ることを想定した
構造になっていないということもありますけど。
 
ところで、人がいつから身体バランスが
偏るようになったか
知っていますか?
 
昭和?
大正?
明治?
江戸時代?
それよりももっと昔?
 
実は、人類が農耕をはじめた時に
遡るのです。
 
人間の身体は、もともと木に登ったり、
獲物を追いかけたりするように適応して
いました。
 
猿をイメージしてもらえればわかりやすい
ですかね。
 
不規則に逃げる相手を追いかける
ことになるんで、身体のいろんな
ところを動かすわけです。
 
そんな感じなので、同じ体勢で
じっとしているなんて寝るとき
くらいでしょう。
 
それが自然だったのです。
 
しかし、農耕を始めるようになって、
石や雑草を取り除いたり、
水を泉や小川から運んだり、
畑を耕したりといった、
決まった動作を繰り返すようになり、
同じ体勢をとるようになりました。
 
重いものを身体の前に掲げて
運んだり、地面に向かってかがんだり
といった具合ですね。
 
しかも農耕は長時間作業になります。
 
それがきっかけとなって、首や腰
に負担が集中するようになりました。
 
実際に、古代の骨格を調べると
椎間板ヘルニアや関節炎といった
症状に陥ってしまっているのが
わかるそうです。
 
人間もやはり動物なのです。
 
動くことで負担を分散していたんですね。
 
もちろん、当の本人たちは図らずにでしょうが。
 
なので、
「良い姿勢であれば、ずっと同じ姿勢で
座っていられる」
「良い姿勢でいられないのは体幹が
弱い、腹圧が維持できないからである」
という考えは承知しかねるわけです。
 
いくら良い姿勢でいようと、
体幹や腹圧が強かろうと
同じ姿勢で長時間はいられません。
 
そもそも、腹圧は自分で入れるもの
ではなく、勝手に入ってくるものです。
 
詳しくはこの記事を参考にしてもらいたい
のですが、
 
これでも足りなければ、
人は自然と息を止めて腹圧を高めます。
 
そもそも、腹圧を一生懸命入れておかなければ
ならない状態で長時間いられるでしょうか?
 
とてもじゃないけどいられないと思います。
 
プロのトレーナーでも、
こういうことを発信してしまうのです。
 
では、なぜこのような、
「良い姿勢であれば同じ姿勢でいられる」
と考えてしまうのでしょうか?
 
これは、「重力」の視点が欠けている、
もしくは、理解していても、軽視している
からです。
 
なぜそういい切れるかというと、
もともとの僕がこの重力を軽視していた
からですね。
 
資格取得するためにトレーナーの勉強
をしていれば、必ず物理学には触れるはずです。
 
僕もトレーナーの勉強をしていた時に、
物理学は勉強しました。
 
ただ、身体構造や筋肉の作用にばかり
気を取られ、どんどん頭の片隅に
追いやられていくんですね。
 
そのうち、身体構造だけで
身体動作を理解できたように
勘違いしてしまうんです。
 
むしろ、身体構造以上に物理学
は重要であると考えたほうがいいと
僕は思います。
 
実際にお客さんを指導している
トレーナーと話をしていても、
重力の視点がずっぱり抜けている
ことが多いです。
 
この筋肉の作用はこうだから
このように動くべき、といった
ように、筋肉などの構造だけで動作を
分析しようとします。
 
僕の姿勢の話をしたら、今まで全然
頭になかったとびっくりされる
くらいですからね。
 
それくらい、考えれば当たり前のこと
でありながら、重力は盲点になっているわけです。
 
でも、あなたは違うはずです。
 
僕はブログでもYouTubeでも
でも、何回も「重力」という言葉を使っています。
 
なので、あなたも1度は必ずどこかで見ているはずです。
 
あなたが「重力」という視点を持っている
だけで、そこらのトレーナーよりも
はるかに適切な考えを持っていることになります。
 
もし、あなたが姿勢や身体の使い方を考える
場合は、重力の視点を忘れないでください。
 
そうすれば、姿勢や身体の使い方に対して
大きく間違った認識には
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僕は、どうすればもっと「楽」になるか、ずっと考えていますが、その中で「良い姿勢」でいるということは決して欠かせないものだと考えています。

なぜなら、姿勢とは365日24時間ずっと関わってくるものだからです。

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その対処というのが、「良い姿勢でいること」なのです。

良い姿勢を常に保つのはなんだかしんどそうで「楽」じゃないと思われるかもしれません。

でも、「楽」とは自ら作り出すものであり、何もせずにすませるというのは「楽」ではなく「堕楽(落)」です。

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最後まで読んでいただきありがとうございました。

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