身体の使い方・姿勢について

股関節がつまる〜日常の罠:女性の座り方〜

日常生活において、無意識に繰り返される動作があります。

そのような動作は、意識されていないからこそ見過ごされやすく、身体に重大な影響を与えていることがあります。

今回は、そんな重大な影響の1つとしてタイトルにもある通り「股関節がつまる」ことを例に挙げてみます。

この股関節がつまるという症状は、経験上女性が陥ること多いのです。

なぜ、女性に多いのでしょうか?

これは、僕の推測になってしまうのですが、女性の座り方に問題があると考えられます。

一般的に、女性がどのように座ることが多いでしょうか。

これは、電車の中で座っている人を観察しているとわかります。

実際に観察してみると、女性はピタッと脚を閉じて座っている方が多いと思います。

ちなみに、男性の場合、脚を開いて座っていることが多いです。

大方、腰幅程度、場合によっては身体の幅を超えて大きく開いてしまっている方もいます。

これはこれで問題なのですが、話を本題に戻して、女性の脚を閉じる座り方に注目してみましょう。

この膝を閉じる座り方、見た目ではわかりづらいのですが、実は2通りの座り方に別れているのです。

ひとつは、脚全体を閉じる座り方です。

この座り方は、内転筋を主に使った座り方で、この座り方であれば、股関節がつまる可能性は低いです。

ただ、内転筋がかなり頑張らないといけない座り方なので、このように座れている人は少数派だと思われます。

一方、膝だけを閉じる座り方です。

この座り方は、実は、股関節を内旋(膝を内に向ける)させる力が働いてしまっている座り方で、その内旋を起こす大腿筋膜張筋という脚の付け根の前方外側にある筋肉が主に働く座り方なのです。

この座り方は、実感的に内転筋を使った座り方よりも楽に感じます。

なので、このような座り方をしている女性が多いのです。

ただ、股関節が内旋すると、その構造上股関節の他の動きがしづらくなります。

スクワットでも、膝を外に向ける場合はあれど、内に向けて行うことはありませんよね。

実際試してもらうとわかりますが、膝を内に向けてスクワットしようとすると、ほとんどしゃがめなくなるのがわかります。

試す際は、必ず自重で、できればどこかに捕まりながら試してください。

このように、股関節の内旋によって股関節の他の動きがしづらくなることで、股関節のつまりを感じるようになるのです。

特に、股関節が内旋したまま歩こうとすると、脚を前方に動かす際に、本来使われるべき腸腰筋という脚の付け根の前方内側あたりから付着している筋肉ではなく、先ほど出てきた大腿筋膜張筋が使われてしまいます。

そうなると、ますます股関節内旋が癖になってしまいます。

たまに、膝を内に向けて歩いている女性を見かけると、膝への負担が想像させられて、見てて痛々しく感じてしまいます。

また、股関節内旋が癖になった症状として、いわゆる「おねいさん座り」が得意になったりしますね。

もし、股関節がつまるのが気になるなら、自分の膝の向きを確かめてみてください。

さて、こんなに危険性が高いにも関わらず、なぜに女性は脚を閉じて座るのでしょうか?

これは、小さい頃から習慣づけられた躾、マナーの問題かと思います。

女性が股を開いて座っていると、はしたない、粗雑、男っぽい、行儀が悪いみたいなイメージがありませんか?

そういったイメージから、女性は小さい頃から脚を閉じて座ることを躾られ、または学び、無意識で脚を閉じて座るようになったのだと思います。

また、これは影響としては少ないかもしれませんが、膝と膝がくっつかないとO脚であるという知識も脚を閉じさせているのかもしれません。

実は、身体構造を冷静に考えれば、膝と膝がくっつきにくいことは当たり前なのです。

脚を閉じる座り方は、股関節がつまるどころで止まらず、X脚の原因にもなり得、将来的に膝に大きな負担をかける危険性があることを自覚していた方が良いでしょう。

改善策としては、まずは、座る時に、マナー的に問題がなければ、拳1つ分くらいは最低膝と膝を離し、膝の真下に踵があるように座るように気をつけるだけでも変わってくるでしょう。

また、膝を外側に向ける臀筋群を鍛えるようにするのも良い対処法です。

以上のように、日常に潜む無意識で行なっている危険な動作は色々あります。

それらについては、またの機会にお伝えしたいと思います。

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僕は、どうすればもっと「楽」になるか、ずっと考えていますが、その中で「良い姿勢」でいるということは決して欠かせないものだと考えています。

なぜなら、姿勢とは365日24時間ずっと関わってくるものだからです。

つまり、もし姿勢が悪くて、一部に負担が多くかかることになれば、24時間365日負担がかかり続けることになるからです。

そうなれば、今すぐ何か起こらなかったとしても、時間が経ってから、時限爆弾が爆発するように、身体に重大な不具合を引き起こす可能性があるからです。

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そこでようやく、姿勢の重要性に気づくことになるのです。

この人のように、多くの人は実際に「痛み」を受けなければ事の重大性に気づきません。

もし、早くから気づいて対処していれば、膝を痛めることもなかったかもしれません。

その対処というのが、「良い姿勢でいること」なのです。

良い姿勢を常に保つのはなんだかしんどそうで「楽」じゃないと思われるかもしれません。

でも、「楽」とは自ら作り出すものであり、何もせずにすませるというのは「楽」ではなく「堕楽(落)」です。

そして、良い姿勢は誰でも目指せるものです。

しかし、それは「良い姿勢」とは何かを理解していなければ目指せません。

姿勢改善のためにまず必要なのは「意識すること」でも「背筋を伸ばすこと」でも 「筋肉をつけること」でもありません。

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姿勢を理解して、ぜひより良い姿勢でいられるようになってください。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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