セッションでの気づき

肩甲骨が動くと肩の痛みが減った!

セッションを行う中で、肩の痛みで悩んでいる方をよく見させていただきます。

長期間痛みが続いている方の場合、不安が高まるためか、

「病院いったほうがいいかなあ?」

とよく相談されます。

そのようなとき、僕は、

「どうしても不安であれば、病院で診てもらってください。もし、今回のセッションで、痛みが和らぐようであれば、心配ないと思いますよ」

とお声かけします。

やはり、僕は医者ではないので、診断をするということはできません。

なので、病院に行くかどうかはお客様にお任せし、僕はできることをするだけです。

正直、このような場合、経験上、病院に行っても改善することがないのです。

レントゲンを撮って視覚的に判断できるようになるのは、僕にはできないので、不安であれば、絶対撮ったほうがいいです。

しかし、その後の処置は、だいたい問題ないから様子見か、炎症が起こっているから痛み止めの薬が飲み薬か注射で処方されるようです。

痛み止めの場合は、確かに痛みを止めることが目的なので、痛みはおさまります。

しかし、それは痛みを麻痺させているに過ぎないので、薬が切れると痛みがぶり返すのです。

これは、何の解決にもなっていません。

身体の動きやバランスに心得のある整形外科や整骨院に通われた方のほうが良くなったと聞くことが多いです。

多くの医者は、おそらく身体を構造物としてとらえているので、レントゲンでみて構造的に以上がないかどうかで判断していると思われます。

実際は、動かすと痛みが走るのに、止まった状態の透視写真を見て判断しているのでしょう。

肩に異常がないのに、動かすと痛みが走るというのは、意外と頻繁に起こります。

僕自身も油断しているとしょっちゅうあります。

しかし、肩に異常があるとは思ったことがありません。

異常があるとすれば、動かし方に異常が起こっているのです。

肩周り腕周りの動きは、大きく分けて、

①肩甲骨と肋骨の接続部
②肩甲骨と上腕部の骨(肩から肘にかけての部分)の接続部(おそらく多くの人が「肩」と認識している部分)
③肘、つまり、上腕部の骨と前腕部(肘から手首にかけての部分)の骨の接続部
④手首、つまり、前腕部と手との接続部分

によって生じています。

この接続部のことを関節といいます。

肩甲骨と肋骨の接続部は、きちんとした関節としての組織があるわけではありませんが、機能上関節として扱うことができます。

これらの関節をまたぐようにして骨と骨に筋肉が付着しており、その筋肉が縮むことによって、骨を動かし、結果的に関節に動きが生じるのです。

身体の動きは、中心から動くことで効率的に動かすことができます。

この中心というのは、もっとも質量が高いところのことを指しているのですが、身体だけみれば、体幹だと考えれば大丈夫です。

体幹が何かわからなければ、下のリンクを見てください。

そして、上記にならべた関節は、体幹から近い順番に①〜④の番号を振ってあるので、①から④の順番に動いてくれれば、不具合が生じる可能性を低くすることができます。

その中で最も多いのが、①が動きにくいという状態です。

つまり、肩甲骨がしっかり動いていくれないことが、肩の痛みを生じさせる中で1番多い原因です。

肩甲骨を動かす筋肉は、背中周りや胸周りといった体幹部の筋肉がメインになります。

腕を動かすときに、これらの筋肉を使っている感覚がないということは、肩甲骨をうまく動かせていないということがいえるのです。

では、①がうまく動かせていない場合、どこが動くことになるのでしょうか?

それは、次の関節である②です。

②はいわゆる肩として認識されている部分です。

②を動かすのは、肩の丸みをつくっている筋肉、上腕部の筋肉(力こぶや二の腕)がメインになります。

これらの筋肉は、①を動かす背中や胸の筋肉と比べると大きさ自体も小さくちからも弱いのです。

本来、力の強い胸や背中が働くべきところを、サボってしまって、力の弱い②を動かす筋肉が必死で働こうとするので、無理がたたり、痛みが生じることになります。

他にも、そもそも、肩や腕の位置が悪く、力が入らざるを得ない状態になっていて、肩甲骨が働こうにも働けないという状態も考えられます。

ざっくり説明するとこんな感じですが、実際のセッションでは、より詳細に詰めていきます。

肩甲骨を動かすとどのような感覚が得られるのか?

もし、適切な感覚が得られないなら、その邪魔している部分を抑制する。

姿勢によって、腕が吊るされている状態になっているなら、腕を乗せる状態にする。

他にも、③や④の状態によっても、①や②に影響を及ぼす可能性があるので、その部分の精査。

原因が解明され、適切な感覚が得られるようになったら、それが無意識で得られるようになるまで繰り返し実践します。

そうすると、異常な感覚が生じた場合、すぐに異変に気づけるようになり、また肩の痛みが生じることを予防することができるのです。

感覚は、気にかければ気にかけるほどするどくなっていきます。

最初は単純に「痛い」「とにかく痛い」というだけだったお客様も、セッション回数を経るごとに、

「このように動かすとこのあたりの筋肉に痛みが走る」
「きちんと背中の感覚は感じるので、肩甲骨は動いているはずだけど、日常のこのような動きをしたときに、腕に痺れを感じる」
「胸部をストレッチしたら、肩甲骨の動きが良くなるはずなので、やってみたところ、少しは改善したが、どうしても完全に痛みが取れない」

と、かなり詳細な状態を訴えてくれるようになります。

セッションを長年受けている方ほど、異常の感知、そして、自分の状態への洞察、さらに、改善への仮説と理解が深まってきます。

僕のパーソナルセッションでは、単純に身体を良くする、だけではありません。

考え方そのものをお伝えすることだと思っています。

その考え方の重要性に気づき、「姿勢って本当に重要だね」としみじみいってもらえるようになるには、僕の力不足もあり、2〜3年ほどかかってしまいます。

しかし、その得られた考え方は一生の財産になると確信しています。

セッションの料金は安くはないかもしれません。

しかし、身体の状態を常に良い状態に保つというのは至難の技です。

誰しもが常に良い姿勢、良い身体の使い方でいることは困難です。

なので、どうせやるなら、単純に「肩の痛みがとれた」ではなく、「異常を自ら感知し、対処できる考え方」を身につけてほしいなと思います。

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僕は、どうすればもっと「楽」になるか、ずっと考えていますが、その中で「良い姿勢」でいるということは決して欠かせないものだと考えています。

なぜなら、姿勢とは365日24時間ずっと関わってくるものだからです。

つまり、もし姿勢が悪くて、一部に負担が多くかかることになれば、24時間365日負担がかかり続けることになるからです。

そうなれば、今すぐ何か起こらなかったとしても、時間が経ってから、時限爆弾が爆発するように、身体に重大な不具合を引き起こす可能性があるからです。

僕のお客さんで、最初に会ったときに僕が「このままだと将来左膝を痛めますよ」と話していたお客さんがいました。

その人は言われた当初はセールスのための脅しだと思っていたようですが、4年ほど経ったころ、本当に左膝を痛めることになってしまいました。

そこでようやく、姿勢の重要性に気づくことになるのです。

この人のように、多くの人は実際に「痛み」を受けなければ事の重大性に気づきません。

もし、早くから気づいて対処していれば、膝を痛めることもなかったかもしれません。

その対処というのが、「良い姿勢でいること」なのです。

良い姿勢を常に保つのはなんだかしんどそうで「楽」じゃないと思われるかもしれません。

でも、「楽」とは自ら作り出すものであり、何もせずにすませるというのは「楽」ではなく「堕楽(落)」です。

そして、良い姿勢は誰でも目指せるものです。

しかし、それは「良い姿勢」とは何かを理解していなければ目指せません。

姿勢改善のためにまず必要なのは「意識すること」でも「背筋を伸ばすこと」でも 「筋肉をつけること」でもありません。

最も必要なことは「姿勢を理解すること」です

そこで、僕は自分で姿勢改善できる人が少しでも増えるように、 姿勢を理解するための知識を電子書籍にまとめました。

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姿勢の重要性に気づいたら、さらに深く学んでもらうことができてます。

姿勢を理解して、ぜひより良い姿勢でいられるようになってください。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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