身体について

長母趾伸筋~屈筋があれば伸筋がある~

骨格筋は必ず拮抗する筋肉があるので、長母趾「屈筋」があれば、長母指「伸筋」があったりするわけです。

今回は伸筋のほうですね。

名前を見ているだけでも、なんとなくどんな筋肉かイメージできると思います。

長母趾伸筋(Extensor hallucis longus)

起始

腓骨内側面の中央1/3、下腿骨間膜

停止

母趾の趾背腱膜および末節骨底

作用

・距腿関節:背屈
・距骨下方の関節(距踵関節+距踵舟関節):足の肢位に応じて外反(回内)あるいは内反(回外)の補助
・母趾の中足趾関節(MTP)関節、趾節間(IP)関節:伸展

神経支配

深腓骨神経(L4、L5)

コメント

長母趾屈筋長趾屈筋のときのように、起始部の配置が交差するようなことにはなっていませんね。

長母趾伸筋や長趾伸筋に関して筋肉の付着を見てみると、ほぼほぼカーブはなくまっすぐに近い状態であることがわかりますね。

だから、わざわざ交差させることもないわけです。

そうなると、やはり「腱をカーブさせないように配置されている説」は結構有力なんじゃないでしょうか?

 

さて、長母趾屈筋は、足が外側体重ぎみになっていたりすると、ゴリゴリに固くなって、足の親指が曲げにくくなったり、足首が動かしにくくなったりします。

また、他の趾の筋肉のページでも話しているように、母趾が適切に動くかどうかは、身体動作において大きな影響を与えます。

股関節を固定して足首を回してあげるケアを行ったり、足の指の曲げ伸ばしを繰り返すことで改善していく可能性があります。

そもそもは、母趾球にきちんと体重を乗せてあげられるようにしたいですけどね。

 

できるだけ普段からケアするようにして、母趾や足首の動きはスムーズさを確保しておきたいものです。

本質的な姿勢改善をするなら考え方から見直しましょう

記事を読んでいただいてありがとうございます。

僕は【身体と心を「楽」にして人生をより快適する】
ということをテーマに情報発信しています。

姿勢は、生まれてから死ぬまで365日24時間
ずっと関わることになるものです。

なので、その積み重ねの影響力は大きいものです。

姿勢次第で自分の身体に枷をかけ
身体の動きを抑え込んでしまったり
身体を痛めてしまうことがあれば、

意識せず自分自身を抑え込んでいる
枷から自分を解放し

身体を軽やかに痛みなく
思い通りに動かせることになります。

身体と心はつながっていて
不可分な関係なので、

身体の調子が悪ければ
心も当然暗くふさぎ込んで
しまうことになるし、

調子が良ければ明るく
前向きになってきます。

つまり、姿勢を改善することは、
最も簡単で確実な自己改善法なのです。

しかし、姿勢について学ぶ機会はほぼなく、
「なんとなくこうだろう」という
常識で固められてしまっています。

そのため、姿勢を良くしようと
努力しているにもかかわらず

姿勢が一向に良くならないという
状態になってしまっていることを
よく聞きます。

根本から姿勢改善するためには、
この常識から抜け出さなくては
なりません。

姿勢改善に必要なのは
「背筋を伸ばすこと」でも
「胸を張ること」でも
「筋肉をつけること」でも
「意識すること」でも
ありません。

本当に必要なのは
「姿勢の本質を理解すること」です。

そこで、僕は根本的な姿勢改善できる人
が少しでも増えるように、

姿勢の本質から理解を深め改善する方法を
電子書籍にまとめました。

本来はAmazonで有料で販売しているものですが、
メルマガの中で今だけ無料で公開しています。

図を多く取り入れていて
読みやすい内容になってますので、
もし興味あれば読んでみてください。

電子書籍「足裏を気にかければ姿勢が良くなる」を受け取って読んでみる

メールアドレスを入力すれば
すぐに受け取れます。

また、メールマガジンに登録してもらった人には、
さらに30日間にわたる「姿勢改善メールセミナー」
も無料でお送りしています。

書籍と合わせて読んでもらうことで、
姿勢の常識から抜け出し、

姿勢の本質への理解を一気に
深めてもらうことができます。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

電子書籍とメールセミナーを読んでみる

もし、この記事が役に立ったと思われたら、
下にあるボタンからSNS等でシェア
していただけるとすごく嬉しいです。

関連記事はこちら

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)