身体について

ポキポキ鳴っているからとい って悪いとは限らない〜骨が鳴る理由〜

肩を回したりしたときに、骨がポキポキ
鳴って気になる、という経験はありませんか?
 
なんか骨が引っかかったような感覚に
なって、あんまりいい気分にはなりませんよね。
 
あるいは、
首を左右に振ってゴキゴキ鳴らしたり、
漫画でよくあるような拳を反対側の手で
包み込むようにしてパキパキ鳴らしたり、
自ら骨を鳴らすようなことが癖になっていたりとか。
 
骨が鳴ると、なんだかほぐされたようになって
気持ちいいですよね。
 
ただ、骨を鳴らすと関節が太くなるって聞くし、
骨がずれると神経が傷ついて麻痺が起こることも
あるってきいて、ちょっと怖かったりしませんか?
 
僕は指の関節を鳴らす癖が昔からあって、
指が太いので、勉強するまで指が太いのは
骨を鳴らしすぎたせいだと思ってました。
 
「骨が鳴る」ということについて、
悪いイメージが抱かれていない場合が
多いような気がします。
 
整体してて骨が鳴るとびっくりされることもありますし。
 
そこで、今回は「骨が鳴るのはどういうことか」
についてお伝えしたいと思います。
 
結論からいえば、骨の音の鳴り方によることになります。
 
骨の鳴り方には、大きく3種類あります。
 
1つ目が、骨が動くことによって、
関節の中にある液体の中の気泡が
弾けることによってなる音です。
 
これは、パキパキと比較的高めの音が
なります。
 
指の関節なんかは高い音が鳴りますね。
 
もっとも馴染みがある音だと思います。
 
これに関しては、他の記事にも
書いています。
 
気泡が弾ける音なので、1度鳴らすと、
すぐに同じ場所では鳴りにくいです。
 
音の原因がなくなるからですね。
 
2つ目が、固まった筋肉群の中を骨が動く
ことによって、音が鳴っている場合です。
 
これは、ゴリゴリと低めの音がします。
 
肩甲骨を動かしたときの音や、股関節は
この鳴り方ですね。
 
特に、肩甲骨は浮遊骨と言われて、肋骨との間に関節
を構成していません。
 
つまり、気泡がはじけるための液体がないのです。
 
気泡とは別の音が鳴る原因があるということです。
 
肩甲骨は、よく動く部位なので、
それだけ多くの筋肉でコントロールされています。
 
直接肩甲骨に関連しなくても、肩甲骨の近くを
通っている筋肉もあります。
 
その多くの筋肉の間をぬって肩甲骨が動くことになります。
 
それらの筋肉が固ければ、それが引っかかりとなって
音がなることになります。
 
放置していると四十肩五十肩になってしまう
可能性も高いです。
 
この点を逆から考えれば、
筋肉がほぐれれば、音は小さくなり、
やがてならなくなることもわかります。
 
3つ目は、骨と骨が干渉し合っているとき
の音です。この音の場合は、ギーコギーコ
という感じの音がなります。
 
骨と骨がきちんと噛み合っていないんですね。
 
ひどい場合は、音がなる場所の周辺に痛みが
あることもあります。
 
膝が痛い人が膝関節を動かしたときに、
そんな音がすることが多いです。
 
この音は一部に負担がかかる状態の場合が
続いていて、関節の軟骨も少なくなっていて、
骨がほとんど直接干渉していることもありえます。
 
骨自体には神経がないので、痛みがなくても注意が
必要な鳴り方です。
 
こんなこと書くと、
 
「やっぱり骨が鳴るって悪いやんか」
 
と思われそうですが、
実は、人によっては、骨の鳴る音が
聞けた方がいい人もいます。
 
というのは、肩甲骨を動かしても
「ゴリゴリ音がしないから凝ってないわー」
って思ってる人がたまにいます。
 
こういう人は、肩甲骨周辺が凝りすぎて、
肩甲骨ではなく、肩関節が動いている
だけの可能性があります。
 
そのような人の筋肉をほぐして
再び肩甲骨を動かしてもらうと、
ゴリゴリ音が鳴り出すということ
があるのです。
 
ゴリゴリ音が肩甲骨が動いている目印に
なるんですね。
 
骨が鳴るということから
確実にいえることは、
「骨が動いている」
という事実だけです。
 
なので、骨の音との向き合いかた
次第では、
福音にもなり、
地獄の鐘でもあるわけです。
 
音がならないからといって
安心できないんですよね。
 
だからこそ、動作において
使われる筋肉について知り、
そしてその筋肉を使っている
感覚があるかどうかを
気にしたほうが
よっぽど動作の適切性
を判断する基準としては明確なのです。
 
ただ、それはなかなか難易度が高いので、
骨がなったら、上の3つの音の鳴り方
から、どの鳴り方をしているのか
を気にしてみてください。
 
特に、ゴリゴリ音の場合は、
最初は乾いた音なのですが、
周りの筋肉がほぐれるに
したがって、湿っぽい
「モリモリ」という感じの
音に変化しています。
 
このような変化も、
立派な身体動作改善の結果ですよ。

本質的な姿勢改善をするなら考え方から見直しましょう

記事を読んでいただいてありがとうございます。

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身体の動きを抑え込んでしまったり
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意識せず自分自身を抑え込んでいる
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身体を軽やかに痛みなく
思い通りに動かせることになります。

身体と心はつながっていて
不可分な関係なので、

身体の調子が悪ければ
心も当然暗くふさぎ込んで
しまうことになるし、

調子が良ければ明るく
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つまり、姿勢を改善することは、
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しかし、姿勢について学ぶ機会はほぼなく、
「なんとなくこうだろう」という
常識で固められてしまっています。

そのため、姿勢を良くしようと
努力しているにもかかわらず

姿勢が一向に良くならないという
状態になってしまっていることを
よく聞きます。

根本から姿勢改善するためには、
この常識から抜け出さなくては
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