棘肋筋は、棘突起と肋骨をつなぐ筋肉のユニット名で、
上後鋸筋(Serratus posterior superior)
下後鋸筋(Serratus posterior inferior)
が入ってます。
どちらも、胸腰筋膜よりも外側の付着で、固有の背筋を包み込むように存在しています。
上後鋸筋(Serratus posterior superior)
起始
項靭帯、第7頸椎と第1~3胸椎の棘突起
停止
第2~4肋骨の上縁
作用
肋骨を引き上げることによって吸気を助ける
神経支配
肋間神経(T2~T5)の前枝
下後鋸筋(Serratus posterior inferior)
起始
第11、12胸椎と第1、2腰椎の棘突起
停止
第8~12肋骨の下縁
作用
肋骨を引き下げる
吸気の際に胸郭下口が狭まらないように引っ張り、これによって横隔膜に安定した支点を提供している
神経支配
肋間神経(T9~T12)
棘肋筋についてのコメント
棘肋筋は固有背筋と一緒に説明されることがありますが、実際は固有背筋ではありません。
固有背筋は脊髄神経の後枝によって支配されているのに対し、棘肋筋は脊髄神経の前枝(肋間神経)によって支配されているので、本来は外来背筋に分類されます。
固有背筋って、もともとから背中にあるから固有背筋って呼ばれています。
もともと背中にあったからこそ脊髄神経の後枝に支配されているというわけです。
棘肋筋は脊髄神経の後枝に支配されているわけではないので、別のところから二次的にやってきと考えられているのです。
だから、「外来背筋」って呼ばれたりします。
一応ここに固有背筋と考えられている筋肉を列挙しておきます。
別にどれが固有背筋かを知っていたからって、動作の際にどうにかなるわけではありません(僕の今の理解では)ので、まあそういうのがあるんだという程度で理解してもらえたらいいかなと思います。
本質的な姿勢改善をするなら考え方から見直しましょう
記事を読んでいただいてありがとうございます。
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姿勢は、生まれてから死ぬまで365日24時間
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なので、その積み重ねの影響力は大きいものです。
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身体の動きを抑え込んでしまったり
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意識せず自分自身を抑え込んでいる
枷から自分を解放し
身体を軽やかに痛みなく
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身体と心はつながっていて
不可分な関係なので、
身体の調子が悪ければ
心も当然暗くふさぎ込んで
しまうことになるし、
調子が良ければ明るく
前向きになってきます。
つまり、姿勢を改善することは、
最も簡単で確実な自己改善法なのです。
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「なんとなくこうだろう」という
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そのため、姿勢を良くしようと
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