鎖骨下筋は、まさに鎖骨の下にある筋肉です。
知らない人にとっては驚くことかもしれませんが、腕の動きというのは、鎖骨からはじまっているといえます。
鎖骨が動き、肩甲骨が動き、上腕骨が動く。
そのようにして、腕の動きは機能しているのです。
今回は、そんな鎖骨を安定させる鎖骨下筋についてお伝えします。
鎖骨下筋(Subclavius)
起始
第1肋骨(骨軟骨連合部)
停止
鎖骨下面(外側1/3)
作用
胸鎖関節で鎖骨の安定を保つ(鎖骨を前下方に引く)
神経支配
鎖骨下筋神経(C5、C6)
コメント
鎖骨下筋は、人間ではあまり重要でないなんて言われることもありますが、僕は重要な働きをしている筋肉だと思います。
というのは、冒頭でもお伝えした通り、腕の動きは鎖骨からはじまるからです。
鎖骨が胸骨に押し当てられて、安定した動きをするからこそ、肩甲骨にもその力が伝えられ、結果腕の動きに反映されるのです。
鎖骨の安定がなかったら、腕の力はもっと入りにくいものになっているでしょう。
また、現代人は肩が挙がりやすいのにともなって、鎖骨も引きあがったような姿勢になっています。
なので、意外と凝りやすい筋肉なのかもしれません。
よく鎖骨の下あたりをリンパマッサージでほぐしたりしますしね。
実際のところは、感覚として僕にはまだわからないので、断言はできないですが。
本質的な姿勢改善をするなら考え方から見直しましょう
記事を読んでいただいてありがとうございます。
僕は【身体と心を「楽」にして人生をより快適する】
ということをテーマに情報発信しています。
姿勢は、生まれてから死ぬまで365日24時間
ずっと関わることになるものです。
なので、その積み重ねの影響力は大きいものです。
姿勢次第で自分の身体に枷をかけ
身体の動きを抑え込んでしまったり
身体を痛めてしまうことがあれば、
意識せず自分自身を抑え込んでいる
枷から自分を解放し
身体を軽やかに痛みなく
思い通りに動かせることになります。
身体と心はつながっていて
不可分な関係なので、
身体の調子が悪ければ
心も当然暗くふさぎ込んで
しまうことになるし、
調子が良ければ明るく
前向きになってきます。
つまり、姿勢を改善することは、
最も簡単で確実な自己改善法なのです。
しかし、姿勢について学ぶ機会はほぼなく、
「なんとなくこうだろう」という
常識で固められてしまっています。
そのため、姿勢を良くしようと
努力しているにもかかわらず
姿勢が一向に良くならないという
状態になってしまっていることを
よく聞きます。
根本から姿勢改善するためには、
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