身体の使い方・姿勢について

鍛えるという足し算ではなく、負担を減らすという引き算の考え方

膝が痛いという方の運動目的として、よく耳にするのが、「膝の筋肉を鍛えて膝の痛みを軽減したい」という声です。

病院や接骨院に通われる方は、受診した際にそのように言われることが多いようですね。

似たようなことに「腰痛を改善したいから腹筋を鍛えたい」なんてのもあります。

 

これらは、簡単に言えば、負担のかかっている部分を補強することで、負担に耐えやすくすると足し算の考え方になります。

確かに、やり方としては間違っていませんが、辛いものになるでしょう。

そもそも、痛みがある状態でまともにトレーニングができないこともあります。

たとえ、筋肉を鍛えて痛みが改善したとしても、負担がかかることにかわりがないため、筋肉が弱るとまた痛みが出始めることになるでしょう。

 

これに対し、私がおススメしたいのは、負担自体を減らすという引き算の考え方です。

負担自体が減れば、それだけ痛みの原因減ることになります。

筋肉を鍛えるのは、負担が減って、痛みが和らいでからでも遅くないと思います。

負担を減らした上で、筋肉を鍛えることは、痛みを我慢しながらという部分が少ないので、鍛えやすいし、痛みの再発の可能性をぐっと減らすことになります。

 

私のパーソナルトレーニングでは、痛みがある場合には、その原因となる負担を減らす、癖を正すところからはじめます。

 

この話がわかりにくければ、お金の話に例えてみます。

ほとんどの人がわかっていることだと思いますが、お金を得るというのは大変なことです。

何らかの商売をするか、仕事につくかしないと得られません。

収入の数字を増やすのは難しいのですね。

膝の痛みの話に当てはめると、

膝の痛み(借金)があって、それを改善するために、筋肉をつけて(収入をあげて)補強しようということに当たります。

 

それに対し、支出を減らすというのは収入を増やすよりもずっとハードルが低いはずです。

収入が変わらなくても、支出を減らすことができれば、全体として収入を得るより確実に借金返済に当てられる金額を増やすことができますね。

つまり、膝への負担を減らす(支出の削減)ことで、膝の痛み(借金)を改善していくほうがハードルが低いということです。

 

このような引き算の考え方のほうが、ハードルの低さと確実さの点において効果が実践しやすいし、効果が現れやすいと考えることができます。

 

ダイエットもそうですね。

健康面は別の話として、運動量を増やすよりも、食べるものを減らした方が単純に痩せやすいことはわかると思います。

最後に、なぜ足し算の考え方のほうが幅をきかせているのでしょうか?

それは、聞き手側にとって受け入れやすい話であることが多く、また伝える側も説明するのが「楽チン」ということにあると思います。

お互いの利害(楽をしたい、頭を使いたくない、しんどいことはしたくない)が一致するために、足し算が幅を効かせているのです。

 

このような足し算の考え方から脱するためには、自ら気づいて「楽チン」の連鎖を抜け出すしかないのです。

この記事が、そのためのきっかけになれば嬉しいです。

 

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僕は、どうすればもっと「楽」になるか、ずっと考えていますが、その中で「良い姿勢」でいるということは決して欠かせないものだと考えています。

なぜなら、姿勢とは365日24時間ずっと関わってくるものだからです。

つまり、もし姿勢が悪くて、一部に負担が多くかかることになれば、24時間365日負担がかかり続けることになるからです。

そうなれば、今すぐ何か起こらなかったとしても、時間が経ってから、時限爆弾が爆発するように、身体に重大な不具合を引き起こす可能性があるからです。

僕のお客さんで、最初に会ったときに僕が「このままだと将来左膝を痛めますよ」と話していたお客さんがいました。

その人は言われた当初はセールスのための脅しだと思っていたようですが、4年ほど経ったころ、本当に左膝を痛めることになってしまいました。

そこでようやく、姿勢の重要性に気づくことになるのです。

この人のように、多くの人は実際に「痛み」を受けなければ事の重大性に気づきません。

もし、早くから気づいて対処していれば、膝を痛めることもなかったかもしれません。

その対処というのが、「良い姿勢でいること」なのです。

良い姿勢を常に保つのはなんだかしんどそうで「楽」じゃないと思われるかもしれません。

でも、「楽」とは自ら作り出すものであり、何もせずにすませるというのは「楽」ではなく「堕楽(落)」です。

そして、良い姿勢は誰でも目指せるものです。

しかし、それは「良い姿勢」とは何かを理解していなければ目指せません。

姿勢改善のためにまず必要なのは「意識すること」でも「背筋を伸ばすこと」でも 「筋肉をつけること」でもありません。

最も必要なことは「姿勢を理解すること」です

そこで、僕は自分で姿勢改善できる人が少しでも増えるように、 姿勢を理解するための知識を電子書籍にまとめました。

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姿勢の重要性に気づいたら、さらに深く学んでもらうことができてます。

姿勢を理解して、ぜひより良い姿勢でいられるようになってください。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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