スクワットのポイントとして、バーベルの重さがきちんと身体に積まれているかが、バーベルの位置を左右すること、それは、足裏の感覚で判断できることをすでにお伝えしました。

そのため、スクワットの動作中は、足裏に荷重が重く乗っているのを感じたまま動作できれば、骨の積み木を積めたまま動作できているといえます。

なので、足裏の荷重を感じたまま動作できるかどうかが勝負どころとなり、タイトルの答えとなりそうなものなのですが、この足裏への荷重を保つのが難しいところがスクワットの難しいところです。

スクワットは、デッドリフトと同様に下半身を動かす傾向が強いものの、デッドリフトに比べて体幹強化の傾向が強いトレーニングであることは、別の記事で書きました。

上に挙げた記事にもあるとおり、スクワットとデッドリフトの動作の違いから、デッドリフトの方が下半身トレーニングの傾向が強いということがいえます。

同じように、動作の違いから、スクワットが体幹強化の傾向が強いということもいえます。

デッドリフトとスクワットを比較すると、上体の動きにも違いがあります。

デッドリフトが挙上動作がすすむのに上体を起こすようになるのに対して、スクワットの上体は常に同じように前傾させたまま行われるのです。

この違いが、スクワットの体幹強化の傾向を強くしているのです。

デッドリフトでは、上体が起きることによって、背骨が地面に対して垂直方向に伸びることになり、骨で荷重を支えることができる割合が増えてきます。

また、股関節のジャッキ作用により、臀筋や太腿後ろ側の筋肉を強く動員できるので、体幹中心部の負担を減らすことができます。

それに対して、スクワットでは、常に上体が前傾状態にあるため、骨が支える割合が増えず、背骨のS字カーブを保つために常に体幹部の筋肉に力を入れざるを得ない状況になります。

なので、真のスクワットの勝負所は、背骨のS字カーブを保てるかどうか、体幹が耐えられるのかどうかにかかっているのです。

自重でのスクワットではそれほどでもないでしょうが、荷重を背負えば背負うほど、この傾向は強くなります。

そう考えると、スクワットでも挙上の際に上体を起こせばいいじゃないかという疑問が出てくることが考えられますが、それはおすすめできません。

なぜなら、この記事の冒頭に挙げた記事のように、スクワットにおけるバーベルの適切な位置は、上体の傾きによって決まってくるからです。

上体の傾きを変化させるということは、それに合わせてバーベルを担ぐ位置を変化させなければならないということになります。

実際にバーベルを担いでスクワットをやったことがある人ならわかると思いますが、ラックからバーベルを外してから担ぐ位置を変えるということは、現実的ではありません。

次に、スクワットの際に、上体を起こし、担ぐ位置を高めにしてスクワットすれば良いのではないかという疑問が生じてくると思われます。

しかし、これも身体の負担を考えるとおすすめできません。

その理由については、また別の記事で書きたいと思います。



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