身体の使い方・姿勢について

力を抜くためにすべきこと〜意識を変えるだけで力は抜ける〜

身体に力がどうしても入ってしまってスムーズに動かすことができず悩んでいる人は多いようです。

身体に力が入る原因としては、身体の柔軟性の問題も大きいのですが、身体の使い方がうまくいかないから力んでしまう場合もあります。

今回は、その身体の使い方に関して書いていきます。

まず、力みすぎを改善するために知っておいてほしいのは、「力が入っている」とはどういうことかです。

そもそも、人間の身体が動くのは、骨と骨をつないでいる筋肉が縮み、筋肉の両端が近づくことで、骨を動かしているからです。

だとすると、力みなくしては、身体は動きません。

「力が入っている」状態じゃなくても、力は入っているのです。

この「力が入っている」状態というのは、力をまったく入れてはいけないということを暗示しているわけではないのです。

なので、力がはいっていることが問題なのではなく、無駄な力が入っているのが問題なのです。

すなわち、「力がはいっている」状態は無駄な力が入っている状態、必要ない力が入っている状態のことをいうのです。

これで、「力がはいっている」の意味がわかってもらえたと思います。

では、「無駄な力」とはどんな力を意味しているでしょうか。

例えば、片腕を万歳するように頭上に腕を挙げるとします。

「万歳してください」というと、万歳のイメージもあってか、ほとんどの人が手を上げようとして両手をパーに広げ、万歳してくれます。


ただ、今回の例の場合は腕を頭上に挙げたいだけなので、手のひらをパーにする必要はないです。


このパーにする力は、今回の動作の上では必要のない「無駄な力」になります。

ここまでくるとわかる人もいるかもしれませんが、「力が入っている」状態を改善するための対処法のひとつがみえてきました。

それは、動作の目的をはっきりさせることです。

今回の例のように、腕を挙げたいだけなのか、手も広げる必要があるのかどうかで力の入り具合は随分違ってきます。

もし、例のように、腕を挙げるだけでいいならば、手を広げる必要はないのです。

目的の動作をきちんと明確にしておくことで、無駄な力が入るのを防ぐことができるのです。

トレーニングにおいてのよくある無駄な力みを見てみると、バーベルやダンベルを握りすぎることが挙げられます。

たとえば、ベンチプレスでは、重力方向を考えれば、手に載せるだけで事足ります。必ずしも握る必要はありません。安全面でいえば、指を軽く巻きつける程度で十分でしょう。

そういった無駄な力みを減らすことで、本来力を入れるべき箇所に力を入れやすくなります。

さて、話を戻します。

前述で「対処法のひとつ」と書きましたが、もう一つ重要な対処法があります。

これは、身体の動きの原則を考えるとわかることなのですが、身体の中心部から力を入れていくといくことです。

人の身体の動きは、全て支点を中心に円を描くように動く回転運動であるため、支点に近いところ、中心に近いところが動けば、末端部分はそれに釣られてついてきます。

たとえば、アームカールで肘を曲げたとき、たとえ、手を意識しなくても、肘が曲がるに従って、手の位置も付いてきますよね。

つまり、中心に近いところにより力を入れることで、末端部は力を入れる必要性が減少するのです。

腕を頭上に挙げる例でいえば、上腕骨(力こぶがあるところの骨)が頭上に上がれば、前腕(肘から先の部分)や手は付いてきます。

とすれば、腕を頭上に挙げる場合は、上腕骨を動かせば済むことになります。

そのために意識すべきことが、二つ目の力を抜く対処法になります。

それは、「肘を動かそうとする」ことです。

腕を上げようとすると、多くの人が「手を挙げよう」と意識します。

手を挙げようとするから、手に力が入ってしまうのです。

つまり、身体の中心に近いところを意識して身体を動かすことが、力を抜くコツなのです。

足であれば、膝を動かすように意識すると、無駄な力が入りにくいです。

手を意識した万歳

肘を意識した万歳


身体の構造がわかっていれば、もっとも中心に近いところを意識することもできます。

上の写真を見比べてもらうと、手を意識するか肘を意識するかの違いで、腕を動かせる範囲も変わっているのがわかると思います。

最後に、今回の記事をまとめると、身体の力をできるだけ抜くためには、自分の行いたい動作を明確にすること、そして、できるだけ身体の中心に近いところを動かすように意識することです。

参考記事:<力を抜くためには力を入れる

本質的な姿勢改善をするなら考え方から見直しましょう

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意識せず自分自身を抑え込んでいる
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身体を軽やかに痛みなく
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身体と心はつながっていて
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身体の調子が悪ければ
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しまうことになるし、

調子が良ければ明るく
前向きになってきます。

つまり、姿勢を改善することは、
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しかし、姿勢について学ぶ機会はほぼなく、
「なんとなくこうだろう」という
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そのため、姿勢を良くしようと
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